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山形赤湯 龍上海本店
札幌で味噌ラーメンが誕生したのとほぼ同時期、昭和35年に山形・赤湯「龍上海」で生まれた味噌ラーメン。元々しょうゆラーメンでしたが、自宅にスープを持ち帰り、味噌を入れて食べていたのが起源と言われています。その味噌スープを日本全国で評判になるほどに仕立て上げたのが、中央にトッピングされた真っ赤な「からみそ」。辛さを調節しながら、溶かして食べてください。

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埼玉 川越 頑者
つけめんの歴史を語る上で欠かせない2店のお店があります。1店はつけめんを考案した東池袋大勝軒の山岸一雄氏、そしてもう1店が、それまでのつけめんのスタイルを大きく変えた「頑者」です。
この2店に影響を受けたお店が増えたことによって、つけめんは「ブーム」から「食文化」へと変化しました。
頑者は「極太麺×濃厚つけダレ×魚粉」という、それまでになかったつけめんのスタイルを確立し、その後活躍するお店に大きな影響を与えました。

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東京渋谷 麺の坊 砦
店主の中坪氏は、博多「一風堂」河原成美氏の一番弟子として、ラー博店初代店長など、13年間の経験を積み、2001年に独立。女性やお子様サービスを徹底し、女性客が6割と言う女性来店比率が非常に高いラーメン店です。20時間煮込んだスープは臭みが少なく、旨味が凝縮されたクリーミーなとんこつラーメンです。

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福岡 久留米 大砲ラーメン
とんこつラーメン発祥の地・久留米で、昭和28年の創業から人気を誇る「大砲ラーメン」伝説の「呼び戻しスープ」は、熟成されたスープに新しいスープを加える技法で創業当時から半世紀もの間、釜を空にすることなく継ぎ足されたもので、旨みと深いコクを生み出し、濃厚でありながらまろやかな口当たりです。久留米ラーメンの特徴である、海苔、豚脂の揚玉(通称カリカリ)がのせられる「昔ラーメン」は、生粋の久留米ラーメンです。

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和歌山 井出商店
和歌山ラーメンのスープは大きく分けて2系統。澄んだ醤油スープの「車庫前系」と煮出した豚骨醤油の「井出系」。その「井出系」のルーツが「井出商店」です。熟成度合いの異なる3つのスープをブレンドしてつくりあげる味は、濃厚でコクがあるのにマイルド。注文してから出されるまでの間に早寿司(鯖の押し寿司)を食べるのは、和歌山ならではの風習です。

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熊本 こむらさき
熊本ラーメンは、首都圏では博多と並んで人気のある九州ラーメンだ。豚骨主体だが鶏ガラをブレンドしたまろやかなスープに、博多よりやや太めのもっちりした麺。火の国のイメージからすると、随分とマイルドなラーメンだ。
こむらさきのラーメンは、その熊本ラーメンの王道を行く味。九州ラーメンはニンニクを使う事が多いが、熊本ではニンニクに火を通し、香ばしさを強調する。こむらさきでは、細かく刻んだニンニクをじっくりじっくり炒りあげたニンニクチップを、仕上げに振りかける。このニンニクチップの香りがラーメン全体の屋台骨となり、最後の一口まで一気に食べさせる力となる。
具はチャーシュー、キクラゲ、メンマなど、熊本のオーソドックスな物。またモヤシは関東ではあまり見ない、細モヤシだ。水っぽさが無くシャキシャキした食感は、ラーメンの味をさらに際だたせてくれる。

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札幌 らーめんの駅
ラーメンに詳しくない人でも「純連」「すみれ」という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
まさにラーメン業界で最も有名なお店の1つといっても過言ではありません。その純連・すみれの創業者が村中明子さん。「らーめんの駅」とは明子さんがひっそり始めた今は無き幻のお店で、言わば純連・すみれの元祖の味が食べられるお店です。そのお店がラー博で復活!!
その伝説のラーメンは純連・すみれとはまた違い、より濃厚な味わい。
その違いは皆様の舌でお確かめください。

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支那そばや
自家製麺、厳選素材など、いまでは当たり前に語られるようになりましたが、その火付け役は「支那そばや」の店主・佐野実さん。味を追求する意欲は衰えるところを知らず、世界中の地鶏を試し、それぞれの良いところを出すため、日齢を調整した上で独自に掛け合わせ、スープ専用の地鶏を開発するほど。

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東京 二代目 げんこつ屋
「げんこつ屋」が幕を閉じてから4年。他界した父・関川清氏(初代)の想いを引き継ぎ、息子・関川?仁氏(二代目)の手によって、多くのお店に影響を与えた「伝説のお店」がラー博に復活します。