ドラッグオンドラグーンで良くも悪くも有名になった制作会社『キャビア』の
PS3初進出作品です。
アクション主体のRPGであることはDODシリーズと共通ですが、DODシリーズが
一騎当千無双系のアクションゲームだったのに対し、こちらはどちらかと言えば
ゼルダや武蔵伝的な箱庭系アクションゲームとなっています。

この作品は、本当にクセが強く、どこらへんからレビューすれば良いか迷います。
良い部分も多々あるのですが、それだけではないのも事実です。
できる限り僕が感じたことを言葉にして書いてみようと思います。

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◆悪い点◆

●アクション

はっきり申し上げて、肝心のアクション部分がかなりお粗末です。
致命的に悪い部分こそ無いものの、取り立てて良い部分もほぼ皆無。
まず、剣を振り回すポーズとジャンプのポーズが明らかにおかしい。
ダサイんです。ものすごく。ギャグかと思いました。
敵は何種類も出てくるのですが、倒し方に工夫がいるような敵もおらず。
基本的に、走って近づいてダサいモーションでバスバス切ればいいだけ。
ボス敵には面白い敵もいますが、ザコに比べたらやりがいがある程度。
同系統の他の箱庭アクションゲームに比べて、チープさは否めません。

●作業

武器の育成やアイテム集めなどのお楽しみ要素もいくつかあるのですが、
出現率が極端に低いアイテムや素材がいくつもあります。
2時間粘って1個入手できるかできないかというアイテムも。
しかもアイテムコンプリートするにはそれが5個や6個ぐらい必要だったり。
10年前だったらそんなやりこみ要素もアリだったかもしれませんが、今時そんな要素
誰が喜ぶのでしょうか。
もう少し練ってほしかったです。

●グラフィック

これは賛否両論あるようです。... 続きを読む
(K 2013年09月01日) from Amazon Review

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個人的には☆5つ。だが皆が言っている通り鬱ゲーだし、ドラグーンのスタッフの作品ということを念頭に置いとかないと…後悔すると思う。あと色々求める人には不向きかな…
(初心者A 2013年07月10日) from Amazon Review

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そのせいで本当に勿体ない印象を受ける。
仲間と沢山の苦難を乗り越えてこそ感動できるのに付き合いの浅い段階、プレイヤーが感情移入する前からガンガン臭い台詞をぶち込んでくる。
ストーリーはしっかりしてるんだからもっと仲間キャラの台詞増やしたり得意のムービー使えばいいのに。(開発はスクエニじゃないけど)

それでも全てのエンディング後は泣けました。もし完璧に感情移入できてれば…と思うと何か悔しいです、勿体ないです。
カイネ編のノベルはかなり良かった、文字も大きめで小説嫌いな人でも読む気になりそう。これは若者への配慮かな?

ストーリー以外では
何をするにしても移動ばっかりで面倒だったりクエストがお使いばっかりだったり村に仲間キャラが入れない等不満は多々ありますが許容できるレベルです。

何がなんでもハッピーエンドじゃなきゃ駄目って人は避けた方がいいと思いますがアクションRPG好きな人は一度目を通しておいてもいいかもしれません
(死人 ? 2012年11月04日) from Amazon Review

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全てのエンディングを見ました。シナリオ・設定はとても良く考えられており、ゲシュタルトやレプリカントと言う設定内容(ネタバレを避ける為に意味は伏せます)は小説や映画化しても十分通用する程だと思いますが、ゲーム内での見せ方があまりに幼稚です。

ある程度の年齢でないと理解できないような重厚なストーリーであるにも関わらず、それ伝えるべき重要なムービーでファイナルファンタジー顔負けの小学生向けのアニメの様なお寒いセリフが連発され、見ているこっちが恥ずかしくなります。

ダークファンタジーで17歳制限のソフトなのに、何故このような表現の仕方をしてしまったのでしょうか…。多少重苦しいムービーになってでも、もっと見せ方を変えれば大作になりうるだけに非常に残念です。

音楽は良く出来ており、切なくなるような物悲しいストーリーにマッチしています。サントラが売れているのも分かる気がします。

アクションゲームは苦手で三國無双のような連打ゲーしか出来ない私でもクリアできたので、アクションが苦手な人も大丈夫だと思います。

設定資料集などを見ても非常に良く考えられたシナリオではあるので、お寒いムービーには目をつむってストーリーを楽しむ意味では一度やってみて損はないゲームだと思います。 内容が単純と書かれている方はきちんとストーリーを理解出来てないのかなとも思います。
(ぷりんぷりん 2012年08月02日) from Amazon Review

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まず、とにかく話が暗い(-o-;)!

もちろんそれがこのゲームのキモではあると思うし、人によっては「切なくて心に残る」ストーリーなのでしょうが、自分はそこまでゲームに感情移入できないので、 “感動”よりも“暗い話だな…” って気持ちが勝っちゃいました(汗)

てか、感情移入できるほどストーリーにボリュームが無いです。 ヘコむエピソード→あまり説明がなくすぐまた次のヘコむエピソード、みたいな…。

序盤の少年期は、結構ギャグっぽい展開で、評判のわりには明るいじゃん!と思ったんですが、青年期は一気に雰囲気変わりますね。

まぁ重いストーリーのRPGも数々プレイしてますし、この雰囲気きらいではないんですが、もう少し、人の死や悲劇に頼らないでも感動できる所が欲しかったなぁ〜。

あと、他のレビューでも書かれてますが、システム面もイマイチ。

○クエストであまりにも行ったり来たりさせられる。
○ターゲットロックが出来ず、視点が悪い。
○仲間がいまいち本気で戦ってくれないんで、戦闘時は居てもいなくてもかまわない。
○ボスの動きが単調で、やり応えや爽快感がない。
○2周目、3周目がほぼ作業でメンドい。

などなど。
すべてのエンディングまで観て、まぁ印象には残ったし、それなりに楽しんだけど、やって良かった!とはそれほど思えませんでした。

正確には☆2.5くらいですね。

ゲームに救いのある感動を求める人にはおすすめできません。テンション下がるので、最近元気がないなぁ〜って人にもオススメできません(笑)
(レント 2011年08月31日) from Amazon Review

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ゲームに関しては『薄い』の一言。

ボリュームもストーリーも薄いです。

ゲームとはキャラに感情移入してこそ楽しめるものだと思っています。

でも、もしこのゲームをプレイしてみて気に入ったのであれば、別売のコンプリートガイドを一読された上で、もう一度プレイすることをお奨めします。

ゲームだけでは半分もニーアを理解出来ません。
カイネもエミールもガイドを読む前と後では印象が違います。

個人的には大好きなソフトですが、本来ゲーム内で理解させなければならない関係性を省き過ぎている気がしました。

なので星は4で…
(優和 2011年08月22日) from Amazon Review

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凄く不思議なゲームだなあと思います。クリアしたのは一年くらい前です。
クリア直後はエンディングにびっくりしたもののあれ?って感じだったんですがでも後からDODや資料集などに触れたせいか、何だか頭の中から離れないゲームなので少し今更ですが廉価版の方でレビューします。
どなたかの購入の参考になれば幸いです。




最初に欠点をあげると、幻想的?な世界観だけど箱庭の閉鎖的な感じと周回前提なとこがまず欠点。
キャラ描写も脳内補完を要するし、ひとつひとつのエピソードが短い。それから、資料集読まなきゃ理解できない設定もどうよと思いました。


だけどそれをそういうものと捉えれば唯一無二の魅力をもった不思議なゲームだと思います。
カイネやエミールは、他の作品ではなかなか出会えないキャラクターじゃないかな。特に一見とてもそうは見えないカイネの繊細な感じは本当によく表せているとおもって、二周目は感心しました。

救われないけどどこか温かく、儚くてちょっと狂ったゲーム。独特な雰囲気が忘れられないゲームです

ただ、血表現はかなり気になりました。こちらが先だったせいもあるとは思うけど、DODよりグロく感じました。DODの兵士よりこちらのマモノや動物達の方が不思議と生気を感じられたからかもしれません。苦手な人は注意
あとは、システムは極めてシンプルですが、ワードシステムがちょっと個人的に面倒だったです。沢山あるのを探して設定するのが…


音楽はボーカル曲が多くゲームミュージックとして、というより純粋に音楽として秀逸だと思いました。素晴らしいです。




いろいろ言いましたが周回プレイに耐えられる人なら一度はやってみる価値のあるゲームだと思うのでオススメです




(あめ 2011年06月22日) from Amazon Review

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高評価の人はたぶん、クエストをきちんとやってメインストーリー以外の会話・イベントも見て、世界観をじっくり堪能したのだと思う

俺の場合、クエストは全部スルー、2周プレイ、エンディングCとDは動画で見た。(更なる作業をするにはモチベ不足だった)

その上での感想
1周め、ストーリーの大部分が意味不明。2周め、なるほど、各々の立場・正義ってのは往々にして対立するものだって事が表現されてるわけか。ここらへんで感動すればいいのね。そしてエンディングDでかなり白ける。エンディングCとDも感動ポイントとして推奨されてるみたいだ

どうやら、様々な部分を舐めるように味わってみないと本作の良さは分からない仕様らしい。メインストーリーで語る部分がかなり断片的過ぎると思う


というわけで補完のために攻略本で世界観・設定を把握してみました。なんか凝ってたし、微妙に面白そうでした。まあでもゲーム自体は楽しめませんでした。残念でした。そんな感じでした

高評価低評価、指摘されてる事には両方とも結構納得できるなあと思う。周回してクエストしてやり込む気があって感動したい方はオススメ的な


その他
・周回前提構成が大マイナス
・『数字の表示』(HPやダメージ値など)が無い。俺にとってはこれは最悪点
・アクション部分は舌が肥えてない俺ですらつまらないと感じた
・グラ汚い汚い言われてるが、俺の感覚では充分綺麗(HDMI使用)。
ま、批判し易いポイントだわなグラフィックは
(……… 2011年06月20日) from Amazon Review

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物語は主人公の少年編と青年編で構成されている。

主人公は特殊なチカラを与えてくれる謎のしゃべる本『白の書』身体の半分がマモノ化している不思議な女性『カイネ』と共にストーリーを進めていくことになる。

ストーリー自体はネタバレしないために述べないが、日本産RPGが好きな人ならば好みの内容になっているだろう。

戦闘は軽快なアクションで、初心者でも進めていけるように作られている。難易度もそれほど高くはないので苦労することは少ない。

サブクエストも丁寧に作られていて、悲しい話や考えさせられる話など多くの楽しめる要素が組み込まれていた印象がある。しかも、サブにも関わらずボイスが入るところが結構あり、これも拘りが感じられた。この作品の最大の魅力の一つといってもいいと思う。

1つ気になった点を挙げるなら、周回プレイを受け入れられない人は手を出すべきじゃないということ。
このゲームは周回プレイしていくごとに謎の真相がわかっていく方式なので、1周目で終わってしまうとこの作品を堪能しないまま手放してしまう可能性があるからだ。
私自身もさすがに3周目以降になると苦痛だった。

しかし、これらの要素が作品の良さを消し去ってしまうことは決してないと思う。心に残る音楽や制作者から伝わるメッセージ性は従来からの日本RPGの良さを体験させてくれるものだった。

これからもこのような作品が生まれてくることを期待したい。
(hryot 2011年05月11日) from Amazon Review

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まず初めに、このゲームは好みが極端に分かれる作品だという事。
そして自分は、この作品が大好きである事を明記しておきます。

そういう人間が書く主観に満ちたレビューである旨ご了承ください。



ニーアのボリュームは最近のゲームにしては少ないです。
世界も狭いです。広大な世界を大冒険、という類のゲームではありません。

でも感じる人には感じる、繊細な世界があります。

水車のあるのどかな村、家畜の鶏や豚、羊に山羊、小さな噴水、小さな広場で走り回る子供、それを見守る老婆。

海の綺麗な、主人公の村より少しだけ賑やかな、白い壁が眩しい港町。
そこで生活している釣りの達人、酒場の店主、郵便局員、灯台の老婆。

メインのストーリーを進めないで町の人の頼みを聞いてあげたり、釣りに勤しんだり。

グラフィックも『ワンダと巨像』みたいに光の使い方が上手くて
思わず「眩しい!」と思ってしまう事も多々あり。

全体のデザインも洗練されていて。

醸し出す雰囲気が、空気が、とても丁寧に作り込まれているように思います。

そしてその世界観にぴったりとマッチしている音楽も、ニーアな大きな魅力の一つです。

音楽の良し悪しなど人の主観による所も大きいので、誰が聴いても良いと感じるとは思いませんが
海外のゲーム音楽メディア「Original Sound Version」で2010年のゲームサントラ・オブ・ザ・イヤーを受賞するくらい、ニーアの音楽は高い評価を受けています。



この世界観が気に入れば、どっぷりとニーアの世界にハマれる可能性大です。



肝心のゲーム部分は所謂アクションRPGで、動きが軽快でストレスなく遊べます。
ボス戦などは中々歯ごたえがあって楽しいです。

少しゲームに慣れている人なら問題にしない難易度ですが、アクションが苦手な人だと詰む可能性があります。... 続きを読む
(笑い男 2011年04月21日) from Amazon Review

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