---良いところ---ピッチャーの投球ロジックは、こちらのほうが良く出来ています。球種ごとにコントロールレベルが設定されていて戦略性が高いし、ノーコンピッチャーだと、自分がプレイしてもちゃんとフォアボールが出ます。あと、これでもかというぐらい難易度設定の幅が広いので、自分の腕前に合わせて上手く設定すれば、わりと現実に近い試合記録になるでしょう。(パワプロでペナントやると、野手記録に極端な数字が出がち・・・)打つほうの仕掛けもなかなかしっかりしています。特に、「流し打ち」ボタンの存在が効いています。
---悪いところ---実況、解説者のしゃべりは今一歩ですね。解説者四人の中では金村さんが一人勝ちです。達川さんは棒読みっぽいし、他の二人はモソモソしゃべっていて聞き取りにくい。全体的に見ても「継ぎ接ぎ感」が強く、なんだか興をそがれます。収録語の数は、それなりに頑張っているような気はするんですけどね。
それと、打者の苦手ゾーン、得意ゾーンの設定が物凄くいい加減です。もっと実際のデータに則したゾーン割りが望まれるところです。 (マクベの壺 2005年09月09日) from Amazon Review
ただ一つあるとしたら・・・リアル好きの自分は観戦時のテレビ観戦画面が満足できませんでした。理由はカメラの高さです。大阪ドームも甲子園球場も札幌ドームも目線が同じです。あきらかにフェンスの高さが違うのにカメラの目線が同じなのは少し残念でした。それが星を一つ減らした理由です。 (仲斑謙司 2004年01月21日) from Amazon Review
・前作では走塁をコンピュータに任せ、ファウル・フライを打ち上げた ときに走者が走って刺されるケースが多かったが、これが改善された
・守備をコンピュータに任せた場合で、捕球者が一塁に送球するときに 球をそらすと一塁手が金縛りになる現象があったが、これが解消された
・打者によっては、投球を見送る時でも自動で無害なハーフスイングを するようになった
・オールスターゲームの球場が東京ドームから大阪ドームに変更された
・盗塁の成功率がやや下がった
などです。
改善してほしいのは、ホームランを打つのがむずかしい点。打撃モードをロックオンにすれば増えますが、ラクに優勝してしまいます。あと、コンピュータが操作する打者が、むずかしいボールに簡単に手を出してしまうのも難点。敵の強さをパーフェクトにしても、低めにスライダーなどの変化球を
投げていれば、内野ゴロを打ってくれるので、先発ピッチャーの投球数も、試合によっては60-70球台で完投できてしまいます。
完璧な作品ではありませんが、それでも1日に一回はプレイしないと気が済まないくらいおもしろいゲームです! (むぎわら帽子のジミー 2003年12月14日) from Amazon Review
システムは大ヒットタイトル「実況パワフルプロ野球」(以下「パワプロ」)とほぼ同じでパワプロをプレイした事のある人ならすぐなじめると思います。
またパワプロのシステムが難しいと感じる人にも豊富な打撃補助システムが用意されているのですぐ遊べるようになっています。私の感覚としてはパワプロよりも打ちやすいと感じました。強打者の場合、パワプロでいう強振時の間芯が大きいので強振でもインパクトしやすいです。また変化球の変化も視覚的にわかりやすいので
パワプロで変化球を投げられるとまったく打てなかった人(私も^^;)でも変化球を捉えてホームランにする快感を楽しめると思います。
このゲームは秋季号ということで2003年春に発売された同タイトル(以下「春版」)のデータ更新版になっています。しかし単なるデータ換えではなくグラフィックやモーションの春版で不満だった箇所が修正・強化されています。
(まだコンピューターの思考に?な所も見受けられますが。次回作に期待)
総合的にみてもリアル系プロ野球ゲームをかうなら一番おすすめです。 (champagne727 2003年10月27日) from Amazon Review