舞台は29××年、ロボットが世の中に浸透し、
子供たちがロボレスを楽しむ時代。
主人公は、15歳の時にロボレスが強くなりたいと願い、
勝てば天国、負ければ地獄という、過酷な道を歩みはじめ、
40歳までの生き様を描きます…。
と、一見シリアスなようですが、内容はギャグ。

声優は、アムロの古谷徹、大塚明夫などの大御所に加え、
小野ヤスシ、愛川欽也、劇団ひとりなど、やたらと豪華です。
そして、このゲームの肝である音楽はといえば、
SEX MACHINGUNS、ROLLY、時任三郎、EARTHSHAKER、相川七瀬など、
びっくり仰天なクレジット。
ハロルド作石がキャラクターデザインをした本編では、
シュールで熱いアニメーションと、高品質なCGが見事に融合。
ヘビーメタルを心から愛する人には「違う」って言われそうですが、
なかなか良い曲が多く、ストーリーを盛り上げます。

ロボット格闘ものっぽいですが、アクションゲームではありません。
4つのコマンドで、ジャンケンのように勝ち負けが決まるシステム。
ロボの気持ちに沿ってコマンドを入力するとシンクロ率が上がって、
攻撃力が増えたり、ビート技が入りやすくなったりします。
でも、やりすぎるとオーバーヒートして指示できなくなるので注意。
ビートで連打をして競り勝つと、そのロボ特有の必殺技がでます。
それは、どこかで見たような技で、全般的にお笑いです。
すごいのは、声優ご本人の持ちネタだったりする事!

各話のロボットカスタムショップで流れるラジオ(ローリー寺西)の
内容が毎回違ったり、ゲームオーバーでアイドルの実写が流れたり、
お金をかけて、高品質なおバカな事を精一杯やっています。
凝りまくった説明書や、本編に関係ない伏線などのオマケも必見。
心と懐に余裕のあり、ブラックな笑いが好きな人にお勧めします。
(六畳リエ 2005年09月04日) from Amazon Review

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