霊王を父と呼んだユーハバッハ。
そうか、霊王のヘンテコな瞳、あれ白い部分が黒目の役割じゃなくて、逆だったんだな・・・
サスケの車輪眼みたいに、目の数が増えてく仕組み?
それじゃぁ、霊王に謁見したはずの一護くんも、そのうちあの瞳になるの???・・・それは、勘弁だなぁ(笑)

前巻の最後で霊王に剣を突きたてたユーハバッハの元に、一足送れて到着した一護ご一行。
霊王宮では最前線のメンバーが激突する最中、地上では裏原を中心に、霊王宮突入への準備を着々と進行中。

さらに京楽が例によって、いつかは出てくるんじゃないかと思っていた、ブリーチ随一の真性悪役・藍染に司法取引を持ちかけて・・・・

と、バトルバトルの連続であった前回までと比べたら、グッとストーリー進行度合いが強かったイメージの今巻。
毎回これくらいのスピードで進んでくれると飽きずに読めて嬉しいんですけど。

ただ、少し気になるのは、前々からそういったストーリー進行部分を勤めるメンバーがほぼほぼ決まってしまっていること。
戦闘面では一護・恋次・ルキアのトリオに、剣八、白哉あたりのメンバー
頭脳面では裏原・夜一コンビに、マユリ、京楽。
こんなところ?
キャラクター全員にそれぞれ出番があるといえど、それが殆どその後の展開には繋がらず、『活きているキャラクター』が少ないなぁという感は否めない。
そのうち、破面編のバラガンの部下vs席官たちの様な、スポットライトを当てるための戦闘が描かれるのだろうな、という予想も難くない。

もう少し、活躍する場面では、これでこそ隊長格。と言えるような働きを見たいところ。
また、最終章だけに、既に空気のような存在になりつつあるチャドあたりにも、キチンと息をさせてあげて欲しい。

まだまだ、伏線や設定をばら撒いている段階でありそうな今の流れ。今での話を含めても、どれが伏線で、どれが読み流す会話なのかを見極めなければならない感が強い。
例えば
・人前で見せるような能力ではないといわれる京楽の卍解... 続きを読む
(Holy Demon 2015年07月04日) from Amazon Review

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私はブリーチのアンチではないです。
コミックは全巻もってるし、DVDもメインストーリーの部分は購入。ゲームも結構な数プレイしました。
むしろ、ジャンプ本誌で追ってる人よりもファンとしての度数は高いと思ってます。

ただ、それでも擁護できない内容の薄さが目に見えている気がします。

総隊長死亡後にアレだけインパクトのある登場をして、恋次やルキアたちにさらっと力を授け、一護の斬月を修復し。
位置づけとしてはかなり重要な部分にあった人たちだが。
今巻では、あっさりと陥落。
勿論、クインシーたちが霊王宮に攻め込んだ時点で、決着がつくわけでもなし、ユーハバッハか雨龍に倒されるんだろうなーとは思っていた。
しかし、そのまま予想が的中してしまうのも何だかな?とは思う。

一護や剣八の過去や。斬月の正体とそれにまつわる伏線など。
しっかり作品を追っていた者にとっては、『今まで読んでてよかった!』と思える箇所も確かにあるのだ。
だが、そういう部分と、ただただ時間を浪費して意味の無いバトルを書くシーンでのムラが増えていると思う。

今回の零番隊敗北も、何かの伏線。ではなくて、一護が活躍する前の場面の前座でしかない。
なんというか、今のところ『零番隊だから出来た事』が見えてこない。

恋次やルキアの斬魄刀を鍛えたし、白哉も戦線に復帰させたけど、そもそも、少し前まで行われていた地上での乱戦も、そもそも意味の無いものになってしまった。(今巻のとある展開で)
もっとこう、作者自身が後に読み返して愛着の沸くようなストーリーと言うものを本気で考えて描いているのか、正直わからない。

今までの巻のレビューでも書いたように、まだまだまだまだ表に出てきていない要素、不確定な要素は残っている。
・まだ明かされていない残りの特記戦力
・空鶴さんのとこから、どこかに向かっている銀城たち
・明らかに味方になっていると思われるグリムジョーやその他の破面
・ユーハバッハや、雨竜の目的... 続きを読む
(Holy Demon 2015年04月05日) from Amazon Review

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ブリーチの集大成とされる滅却師編は基本的にダラダラした展開が64巻まで続きました。しかし、65巻では無駄な描写を最小限に控え「いよいよ最後の大決戦!」というビッグウェーブを醸し出すことに成功しました。これまでは酷すぎてどうしようもない漫画となってしまっていましたが、ここで盛り上がればまだ逆転のチャンスはありました。これまでの酷いストーリーも実は最後を輝かせるための布石であった・・という説明も可能だったのです。

しかし、やはり無理だったようです。「ろうそくは消える前が一番燃え上がる」という比喩を思い出すほどどうしようもないストーリーがこの66巻では展開されてしまいました。

久保先生の悪いくせはともかくストーリーの風呂敷を広げて壮大な展開としたがる傾向があるところです。もしその壮大なストーリーをきちんと描写できれば恐らくかなり完成度の高い作品になっていたのでしょう。問題はその緻密で詳細な設定を隅々まで理解できているのは久保先生本人だけで、読者や編集者をはじめとした他の人が全くついていけないというところなのです。このためストーリーが締まりのない大風呂敷になってしまい訳が分からないまま終わってしまう傾向が顕著なのです。最後の最後で収集がつかなくなったら次の長編に丸投げ・・という毎回続いてきた酷い締め方も今回は使えないせいか、ネタにつまると個々人のバトルシーンでページを稼ぐところが露骨すぎて精神的に参ります。学生の頃、よく学校の先生が最初は気合をいれて授業をするのに、学期末になっても教科書の最後のほうにたどり着かず「あとは各自でしっかり取り組むように!」と生徒に丸投げにする光景を思い出しました・・... 続きを読む
(コーヒータイム 2015年01月07日) from Amazon Review

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この65巻の評価には大変悩みました。

さすがに64巻でのグダグダっぷりを経て、千年血戦篇だけではなくこれまでの巻を通しての読者のイライラ感がようやく伝わったのか、これまでよりはテンポよくすすめようという意思は感じられます。もっとも空回りしているのも分かります。唐突に滅却師と恋次のギャグコントシーンが出てきたりするのですが・・末恐ろしいほどまったく面白くない上にどう考えても必要のないシーンです。バトルシーンではなく、何か新しい風を吹き込みたかったのだと思いますが、正直わずか2〜3コマのシーンで冷や汗を飲むとは思いませんでした。これほど不要なシーンは最近のコミックでも珍しいです・・ただ、必死で何とかしようとしているという思いは分かりました・・面白くなかったけど・・

この巻のメインストーリーは表紙を飾っているジゼル・ジュエルっぽいですが、この子は男の娘です。相手をゾンビ化させ部下として使役するという相変わらず滅却師からは連想できない能力の持ち主です。このジゼルが一角や弓親との戦いの末にマユリ様と戦うという展開なのですが・・ここでマユリ様がかつて虚夜宮にて発見したザエルアポロの部屋から持ち出したものが何であったのか披露されます。実はザエルアポロの部屋には破面をゾンビとして復活させるための情報が保存されていたのです。これによりマユリ様はルピ、ドルドーニ、チルッチ、シャルロッテという4人の破面をゾンビとして率いており、同じゾンビが部下のジゼルと対峙するというわけです。ここらへんの無理やりなこじつけは相変わらずの酷さなのでもうツッコミをいれるのはやめておきます。... 続きを読む
(マイト・ガイ 2014年10月05日) from Amazon Review

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時たま、物語の設定や流れに疑問を感じる部分がちらほらと・・・

今巻から、以前のクインシー襲撃の際に奪われた隊長たちの卍解がその手に戻り、ついに護廷隊の反撃が開始。
というストーリーの運びなのですが、ちょっち彼らの行動や、今までに出てきた設定が活かされていない部分が有る様な?

例えば・・・

石田君が言っていた『クインシーの武器は弓矢だけ』という部分、今巻までに戦っているバズビー・蒼都・バンビエッタ辺りは、弓矢を使っている描写は無いし、クインシー内の粛清場面でも刀でズバッっと。

日番谷が卍解を奪われて、隊士たちに剣術を教わりにいっていたけど、結局その『剣術を用いた戦い』を見る事は無かった。

今章の内容でなくても、今まで結構そういう場面が出てきた。
少し前までの過去回想編や、卯の花vs剣八あたりではそういった疑問部分が解消されてきたなーと思っていたが、最近のバトルパートでまた逆戻り感・・・

作者自身が、今の話の為にブリーチを描いてきたと言っているくらいだから、そういった素人読者でさえ感じ得る疑問部分はすべて解消して、最終局面へ進んでもらいたい所。

実際、まだ片鱗だけで全貌が明らかになっていない部分は沢山ある。

・現世で、歪みを直す為に活動している(?)ヴァイザードの面々。
・ユーハバッハの言っている、特記戦力の残りメンバー。
・どっかの空鶴さんにお世話になっていたらしい、エクスキューションのみなさん。
・すべての能力が明らかになって居ない隊長格や、零番隊の面々。
・1000年前の死神とクインシーの争い?
・序盤だけ出てきた、行木と志乃はもう出てこないの・・・?

ざっと羅列してみるだけで結構なもの。
今の進行を見てる感じ、おそらく現状で戦ってる敵の戦力は、彼らの中でも序列が低い方なんだろうし、これからまだまだ、敵味方双方の過去や新情報が明らかになっていく筈。... 続きを読む
(Holy Demon 2014年03月12日) from Amazon Review

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ここ数年、この作品からは距離を置いていた私ですが、偶然この巻の内容を知り迷わず購入。そしてわかった事。BLEACHは、連載でちまちま読むより、全巻一気読みが向いている作品だということ。この巻で、一護の両親の出逢いがきちんと描かれたことで、やっといままで胸にイライラつかえていた数多くのものがすんなり消えてしまいました(笑)この巻のエピソードにたどり着くまで、作者も読者もひたすら耐えるしかなかった。この巻のエピソードに必要なエピソードをひとつひとつ地道に描いていかなきゃいけなかった。読まなきゃいけなかった。はぁ〜長かったわ。でもこの巻抜きにしてBLEACHは成らず!!!!!この巻を読む読まないで、BLEACHの評価は大きく分かれるだろうなぁ。
(うさぎ 2014年01月01日) from Amazon Review

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最終章に入ってから引き延ばしをしてない、と前に書いたことがあるが、また始まったのかな。
話が進んでる気がしない。週刊読んだら今週はたったこれだけ?と思う回が多かった。
完結のために必要なプロセスだとしても、この延び感がまるで破面の時みたいで。
卯ノ花さんメインの巻や斬月のエピソードを知った時の高揚は幻だったのかな。
週刊で読むよりは単行本のほうが流れをつかめるから良いと思う。ごめんなさい。
(neneko 2013年12月07日) from Amazon Review

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連載開始からコミックスを購入しているが、やはりどうしても展開に飽きてしまう。何故違うプロットで戦闘シーンを作れないのか、似たような…というかまるっきり同じ展開を使い回しし過ぎて、これでは手抜きと言われても仕方ないのでは。初期から登場しているキャラ(真咲、一心、斬月など)の過去や真相も、伏線の張り方がお粗末だったり投げやりだったりで驚くに驚けない。話だけ追えばつまらなくはないだけに、この冗長さを意地のように取り入れる作者の意図が分からない。しかしここまできたら、妙な冒険をせずに、冗長でも使い回しでもBLEACHの集大成として訣別譚を完結させてほしい。
(ふゆ 2013年12月05日) from Amazon Review

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千年血戦編が始まった時の最初の疾走感はどこに行ったのやら…
修行をして、それぞれが戦って、相手を圧倒して、実は全然効いてなくって、相手に圧倒される。

ブリーチの様式美にも見える遅延の悪癖。そりゃ相手にもアルファベットの頭文字による能力があるから、出さない内には退場しないかもしれないけど…
総隊長に斬られたヤツは退場で良かったのでは、と思う。しかも相手の人数はアルファベットの数だけいそう。ここから間延びした展開が始まるのかな?
(てっちん 2013年12月04日) from Amazon Review

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58巻の時から思ったのですが放置されているキャラがあまりにも多すぎるのでは…?浮竹とかは『喉が乾く』と言ったきり行方不明ですよね?彼は何処へ行ったのでしょうか?

それとどうでもいい下りが多すぎです!なんでフルブリンガーが味方する必要が?ギリコは雑魚キャラだし…。

後、御都合主義が酷すぎですよね…なんでジジィに焼かれた敵キャラがほぼ生きてるんですか(笑)流石にこれはまずいですよ…。

後付けも多いですし…(洞窟にいる大爺や檜佐木の卍解設定(笑))

もうしっちゃかめっちゃかでついて行けないです…。せめて伏線回収する前に本編の状況の整理をちゃんとしてください!

長文失礼しました。
(名無し 2013年09月11日) from Amazon Review

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