PS2初期(←重要)のゲームをPS3でHD化です。2版からご存知の方にとっては「(当時)最新のPS2でも表現しきれていないではないか!」と吹き出したであろう映像美を鮮明化ということで、ある意味待望のファンディスクといった感じでしょうか(笑)


武器は剣と弓矢のみ。
移動手段は足と馬(アグロ)。
ゲージも体力と膂力が僅かばかり。

そして物語の中心でさまよう青年ワンダ。

とにかくこけるわ、よろけるわ、着地でもたつくわ、アクションゲームのキャラクターとはとても言い難いパフォーマンス。


シンプルというより、あまりにもリアルなたった1人の人間。

私たちと同じ人間です。


だからこそ、一体目との相対は、自分の内から沸き上がる激情にいたく感嘆しました。

油断していて一撃目からモロ。
ごっそり減る体力、ゆっくりと確実に迫りくる巨像。
戦い方の勝手も分からない、見つからない勝法。
思わず逃げる。逃げ続ける。そんなとき、僅かな体力で痛む身体を引きずりながら、巨像を見据え続けるワンダの表情。

誰も何も語りません。
ワンダは冒険中一言も喋らないし(アグロ!)、心の声が聞こえるわけでもない。

「痛い」とか「勝てない」とか、それは全て自分の心の声であり、でも確かに、こけて、よろけて、もたつくような、たった1人の人間であるワンダの心の声なのです。

だから、
初めて剣を突き刺したとき、
初めて勝機が見えたとき、
初めて巨像に打ち克ったとき、

全身が感じた興奮は、誰かに与えられたものではない、自分の内から込み上げてきた、そしてきっとワンダ自身の感じた感動でした。


「まるで映画を観ているような」なんて言葉では表現出来ない臨場感と感動と悲哀を内包したこの作品。

言葉ではなんとも表現し難い、このゲームの持つ美しさ、未だ根強い人気を持つその理由が分かって頂けるなら幸いです。... 続きを読む
(たろ 2011年11月05日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
158人中、75人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



ゲーム内容は16体の巨像によじ登り剣を突き刺し倒していく雑魚キャラ無しのボス戦オンリーのゲーム。


武器は剣と弓のみ。防具などの概念も無し!
「弱点の属性が‥」など考える必要なし!!
ゲージは体力と握力ゲージのみ!

このシンプルさだからこそ巨像と戦う迫力が増える

「無い」ことによって最近のゲームには無いものが「ある」ゲームになっています


買おうか悩んでいる人は是非購入してみてください!



プレイ時間の参考に‥現在5時間で7体目を倒しました
寄り道しながらなのでもっと早く出来ると思います
(名無し ア 2011年09月27日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
176人中、94人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



初めてワンダをプレイし始めたんですが、予想に反して、面白過ぎます。ただ、巨像を倒すだけのシンプルなゲームですが、かなり頭を使わないと、巨像を倒せません。だけど、なおさらそれが面白い。私はPS3でアンチャーテッド、インファマス、CODなどのアクションゲームばかりしてましたが、たまにはこういったゲームもいいもんだなぁって、買ってよかったって思います。操作性は問題ないですよ。私はPS3しかしたことないですが、PS2だから操作しずらいかなぁって思ってたんですが、問題なくできてます。興味がある方は買って損はないと思いますよ!
(タック 2011年09月24日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
38人中、17人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



プレステであれだけやったはずなのに、懐かしくもありゲームとしても面白い。画質も想像以上に綺麗で感動しました。では2像目いってきます
(zzr honet 2011年09月23日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
19人中、12人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



まだ少しやっただけのレビューですが。 とにかく頭使うなぁって思いました。 謎解きにヒントがないので自分で解決出来ないと先に進むのに時間が掛かります。 謎解きが苦手な人は注意が必要です。 それとカメラワークとキャラのコントロールが結構シビアなので慣れるまでは大変です。 あとは敵なんですけど、主人公の攻撃範囲が狭いせいで当てるのがちょっと大変です。 それとゲームオーバーになると結構前まで戻されてしまうのでやり直すのがちょっと面倒です。 長くなりましたが参考にしていただけたら嬉しいです。
(サンタ サンタ 2011年09月23日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
30人中、14人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



シームレスで進む一人用の、アクションRPG。
影絵のような回想シーン以外は、ガチガチの3D。

世界観は、ICOやワンダと巨像、
ゲーム性は、ゼルダのような印象。

確かに、敵の表現に多少のグロさはあるものの、
魔人は思った以上にコミカルだし、子供にもオススメ。

また、戦闘も、当たり前のように正面からガチャプレで行くよりは、
戦略を考えて戦う方が楽になる事が多い。

総じて、
戻ったり、一度立ち止まって考えたり、休んだりしながら、
じっくり遊ぶタイプのゲーム。

特に、早クリアでスコアを稼ぐようなゲームでは無いので、
「閃き」をするか、しないかで、
物語のテンポは多少変化すると思います。

ただし強制感は感じず、「やらされている」感も弱いので、
ゆっくり確実に、魔人も人間も成長しているような感覚があり、
ゲームとして、やりがいを感じるのは良い。

もちろん好き嫌いはあると思いますが、
駄作ばかりプレイしている方には、
久々に腰を据えて、のめり込める良質のゲームだと思います。

以下、気になった点

・協力して進む。
 →単に魔人の力を利用するのでは無く、
  人間とコンビネーションをする事が大事。
  高い所に登ったり、強力な技に変化させたり、爆弾に火を付けて貰うなど、
  魔人が最強!というのでは無く、
  あくまでプレイヤーの行動の幅を広げる範囲にとどめているのが良い。

・カメラが良い
 →無駄に動かず、酔いにくい。
  上下水平反転もしっかり対応されている。

・人間の攻撃方法
 →魔人だけでなく、人間も攻撃をする事が出来ます。
  特に、じっくり近づいて一撃で仕留めるなど、
  アサシンのような事も最初から出来ます。

・色々な操作方法。
 →出来る操作は序盤から多い方。... 続きを読む
(MAZIC_TV 2011年01月22日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
8人中、5人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



~馬に乗って戦う……というシチュエーションに惹かれて購入しました。
普段、アクションをプレイしない、私のようなライトユーザーにはかなり難易度は高かったです。
その分、ワンダが戦う時の大変さや、巨像への畏怖の念が、自然に自分自身のこととして体験出来した。
特に巨人にとりつくまでが大変。友人とふたりでプレイしたのですが、巨像を観察しなが~~ら「登頂ルート」を模索し、いざ登っても何度も振り落とされ、友人とまさに「手に汗をにぎりながら」プレイしました。

馬のアグロの操作性は否定的な方が多いようですが、私自身が乗馬を趣味とする人間なので、一人の馬乗りとして言わせてもらえれば、×ボタンで脚を入れ、スティックで手綱を操作するという発想は、かなりリアルで、あの操作性は実際の乗馬~~を彷彿とさせるものです。草原や森をアグロで駈けながら、私は思わずニヤリと顔がほころびました。~
(guriguri59 guriguri59 2005年11月13日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
10人中、7人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。




理論的なことは僕には分からないんですが、でも本当に、僕はこの作品が大好きです。
ステータスとか、細かいシステムとか、そういったモノは一切なくて、主人公が出逢った少女と手を繋ぎ、城を脱出するというゲームなんですが、僕は最初、
『何の約束も、宣誓もしていないし、そもそも言葉が通じないのに、イコはどうして当たり前のようにヨルダの手を引いて、ヨルダはイコを信じてついてきてくれるんだろう?』という疑問を抱えていました。

けれど、例え言葉が通じなくても、
例え理由なんかなくても、
誰かを信じることも、何かを誓うことも、誰かを護ることも、何かを守り抜くことも、

そして手を繋ぐことも出来るんだってことを、僕は二人に教えてもらった気がします。

言葉も事情も分からないのに、イコはヨルダに何も言わず手を差し伸べるし、
自分を本当に助けてくれるかどうかも分からないのに、ヨルダはイコが差し伸べた手を信じ、時にはとても一人では渡れないような、切り立った崖を跳躍します。

そして二人は手を繋ぎ、また歩き始めます。

そんな二人を見て、僕は初めて、四年前にテレビのコマーシャルで流れていた、

《この人の手を離さない。僕の魂ごと、離してしまう気がするから》

という言葉の意味を知ることができたような気がしました。

このゲームをプレイしているとき、僕は確かに霧に包まれた城の中にいて、白くて細い手を引いて、黒く恐ろしい(でも悲しい)影たちに立ち向かい、美しくも儚い、閉ざされた世界から脱出しよう、少女を出してあげようと、頑なに走り続けました。
ラストでは、涙も出ないくらいに、切なくなりました。

強烈な刺激を求める方には向いてないのかもしれませんが、それでも、一度はプレイしてみてはいかがでしょうか?
僕は今でも、二月に一度くらいのペースで初めからプレイして、心を綺麗にしてもらっています。

この作品の中の、何もかもが、僕は本当に大好きです。
この作品に出会えたことに感謝しています。
以上です。

参考にならないレビューでごめんなさい……。
(キルノ 2005年05月27日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
9人中、4人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。




霧の中の不思議な空間で、静かに物語が始まる。私は最初のムービーからその霧の世界に吸い込まれるように入ってしまい、出てくることがとても難しかった。音は遠いところから聞こえてくるだけ。白いワンピースを着た少女の手をとって、彼女を追いかける黒い影から守るのだけど、少女は見た目とおりとても可憐で、そんなに早く歩けない。走ると「あっ、、」と声を上げてすぐに転んでしまう。あまりに可憐なので、ゲームをしているこちらも「あ、ごめんね」とつい声が出てしまった。どんどん進化していくゲーム界にあって、エネルギーレベルだとか、技レベルだとか、そういったインジゲーターの類は一切画面に出てこないのがとても新鮮。そして、必要最小限かつ計算された音声と、美しいお城の風景やその中の建築物たちの映像が、物語性をぐっと高めている。無駄をそぎ落とした、でもとことんまでプレーヤーのことを考えたゲーム。一度クリアすると、2周目からは文字化けしている台詞がちゃんと読めるようになるのも憎い。彼女がなんと言っていたのか、台詞を見たさに再度挑戦してしまった。最近同名の宮部みゆきの小説も出たが、こちらではゲームのなぞがいろいろと解き明かされるらしい。読んでみたいような、読まずに自分の解釈のまま納得していたいような気もする。
(旅するネコ 2004年07月12日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
9人中、4人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



霧の中の不思議な空間で、静かに物語が始まる。私は最初のムービーからその霧の世界に吸い込まれるように入ってしまい、出てくることがとても難しかった。音は遠いところから聞こえてくるだけ。白いワンピースを着た少女の手をとって、彼女を追いかける黒い影から守るのだけど、少女は見た目とおりとても可憐で、そんなに早く歩けない。走ると「あっ、、」と声を上げてすぐに転んでしまう。あまりに可憐なので、ゲームをしているこちらも「あ、ごめんね」とつい声が出てしまった。どんどん進化していくゲーム界にあって、エネルギーレベルだとか、技レベルだとか、そういったインジゲーターの類は一切画面に出てこないのがとても新鮮。そして、必要最小限かつ計算された音声と、美しいお城の風景やその中の建築物たちの映像が、物語性をぐっと高めている。無駄をそぎ落とした、でもとことんまでプレーヤーのことを考えたゲーム。一度クリアすると、2周目からは文字化けしている台詞がちゃんと読めるようになるのも憎い。彼女がなんと言っていたのか、台詞を見たさに再度挑戦してしまった。最近同名の宮部みゆきの小説も出たが、こちらではゲームのなぞがいろいろと解き明かされるらしい。読んでみたいような、読まずに自分の解釈のまま納得していたいような気もする。
(Windy 2004年07月12日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
12人中、6人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。