同級生だった岩瀬が再登場する。
岩瀬は、小説家であるにも関わらず、マンガの原作でシュージンと勝負する言い始める。
しかも、そのことがきっかけとなり恋人の見吉(みよし)との仲まで悪くなり、修復不能の状態となる。

シュージンたちが、ドタバタしている間もライバルのエイジや福田は順調に連載を続けている。
蒼樹(あおき)さんは、亜城木夢叶と同様、次の連載獲得に向けて作品を描く。

そこに辿り着くまでも二転三転あり、いかに人気雑誌でマンガを描き続けることが難しいかということを突きつけられる。
ただ、楽しいだけでは描けないということですよね。
痛々しいけれど、これも現実なんだろうなぁ。
ほんと、バクマン。を読んでいると、今までと違って視点でマンガを見るようになりますね。
(masa 2013年02月16日) from Amazon Review

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バクマン。遅ればせながら、読了致しました。一冊分だけでもレビューしようと思い、8巻に書かせて頂くことにしました。
最初に読み始めた頃は、最高君たちの考えていく漫画が面白いなぁと思って読んでいたのですが(「グラサンピッチャー」を読んでみたい)、
段々と「青木さん」と「平丸さん」が好きになってきました。
この8巻の青木さんは可愛い! そして、石沢にエロいこと言われるファミレスのシーンがイチオシです。
「こんな所で昼間から何のスカウトだよ」「あの娘なら売れそうだけど」と脇キャラがコメントしているのがウマイなぁ。
あとは、福田さんに電話でアドバイスしてもらっているシーンも良かった。「ケツって言葉に気を付けてください」なんて言う青木さんが、やっぱり可愛い。
レビューを読んでいると、色々な意見がありますが、「完全犯罪クラブ」を描くまでになる11巻までは、個人的にはお薦めできます!
(マンゴー潰し日出男 2012年11月27日) from Amazon Review

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恋愛が絡んでいる以上、途中で「危機」的展開をはさまざるを得ないのだけれど、久しぶ
りに登場した亜豆さんの性格って、こんなんだったっけ? あまりに振れ幅が大きいと、
キャラクターがストーリーの内容を演技しているように感じられてしまう。
(build2destroy 2012年10月24日) from Amazon Review

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魅力的なキャラクター達のなかで、主人公二人が鼻についてしょうがない。
大場・小畑のコンビで作者買いしてるものの、正直イライラする。
どうしてだろう、物語の序盤は期待感を抱かせてくれるのに、それが失望させられる、いつも。
(SUGO SUGO 2012年07月28日) from Amazon Review

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亜豆との結婚が真城のモチベーションであったとはいえ、
週刊少年ジャンプという現実の雑誌を舞台にして、
漫画を取り巻く人々を描いた作品としては、
いささか肩すかしを食らったような終わり方でした。

たとえるならアイドルがいきなり結婚を発表し、
「これから幸せになります」とコメントしたときのような、
「いったい、いままでの活動は何だったんだ?」と言いたくなる、
ある種の虚無感・虚脱感に似ているかもしれません。

ましてや亜豆はヒロインでありながら存在感が薄く、
これまでストーリーに直接関わることがほとんどなかったわけで、
それが真城の漫画への情熱を浮き上がらせていたことを考えれば、
やはり亜豆に結末を集約させるのは無理ではないでしょうか。

とはいえこれが連載当初から掲げられたゴールであり、
「バクマン。」が意欲的で比類無い作品だったのも事実です。
決して満足できるラストではありませんがそれを理由に
この作品の素晴らしさを否定できるものではないと思います。
(花太郎 2012年07月18日) from Amazon Review

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シュージンとサイコーの最後のコマが「教科書?」で終わりって…
香耶に感謝するシーンをあんだけとるならそれ以上にシュージンと「今までこんなことあったよな」とか思い出に浸るシーンが欲しかった。10年も夢叶えるために一緒に頑張ってきたのに、あっさりしすぎです。

正直自分にとってシュージンは亜豆よりもこの漫画で大切なキャラクターでした。
(ORANGEペコ 2012年07月14日) from Amazon Review

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『潔い』というより、個人的には
『呆気ない』終わり方だと思いました
『勿体ない』というのが、読後の本音です

ダラダラと長引かせるより、潔く最高の結末を!
と漫画内でも、よく言われてる言葉ですが
(なぜか)急いで最終回を迎えよう!
としてるように思えた

18巻までのマンガバトルから、いい感じに抜け出した
19巻がすごく良かったので
もっとその流れに乗って、むしろ引っぱった方が良かったんじゃ?と思った

引っぱったからこそ、おれは
亜豆美保がREVERSI勝ち取ったのには感動したし

でもその後、残り半ページで
真城&亜豆の結婚と他キャラクターの状況
を描くのは、やはり無理があったと思う

他キャラクターの状況をもっと細かく知りたいし
新妻エイジとのマンガバトルも途中放棄という印象

最後は真城夫婦×高木夫婦4人の絵が見たかったし
なにより個人的に、最後の絵よりオーディションで感動するのが残念

なんかふわーっと終わったので
気持ちは次巻も出るのかな…という感じです 汗
(あある 2012年07月06日) from Amazon Review

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『潔い』というより、個人的には
『呆気ない』終わり方だと思いました
『勿体ない』というのが、読後の本音です

ダラダラと長引かせるより、潔く最高の結末を!
と漫画内でも、よく言われてる言葉ですが
(なぜか)急いで最終回を迎えよう!
としてるように思えた

18巻までのマンガバトルから、いい感じに抜け出した
19巻がすごく良かったので
もっとその流れに乗って、むしろ引っぱった方が良かったんじゃ?と思った

引っぱったからこそ、おれは
亜豆美保がREVERSI勝ち取ったのには感動したし

でもその後、残り半ページで
真城&亜豆の結婚と他キャラクターの状況
を描くのは、やはり無理があったと思う

他キャラクターの状況をもっと細かく知りたいし
新妻エイジとのマンガバトルも途中放棄という印象

最後は真城夫婦×高木夫婦4人の絵が見たかったし
なにより個人的に、最後の絵よりオーディションで感動するのが残念

なんかふわーっと終わったので
気持ちは次巻も出るのかな…という感じです 汗
(HIROKI 2012年07月06日) from Amazon Review

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きっとマンガで育ち、マンガが好きな人なら
一度くらいは漫画家になりたいと思ったことがある人は少なからずいると思います。

私は恥ずかしながら子供の頃の夢は漫画家でした。
結局は叶わなかったけど、だからこそ登場人物たち、特に「亜城木夢叶」には感情移入して肩入れしてしまった。

                                                     
漫画家を目指す少年と、声優を目指す少女の「アニメ化したら結婚する」というシンプルなワンアイデアであり、
逆にオチは1巻に提示しているのにも関わらず、作中の「10年間」をリアルに描き切ったのは、
ベテランの域に入った作者二人の卓越した構成力と表現力でした。

一番評価したいのは、まだ引き延ばすことが可能な展開(編集部の本音はまだ連載してほしかったと思う)なのに
20巻で見事にまとめたことです。ここが作中で描いたこととブレがなく、信念を感じます。

それと同時に実験的で挑戦的な作品でもあったので、最初のほうは賛否両論ありましたが、
途中で止めた人にも、もう一度最後まで見て評価してほしいなあと思いました。

最終巻20巻ではサイコーが、「亜城木夢叶」の名付け親である香耶に感謝の握手を求めるシーンがあるのですが、
ここは本当に心に残る、素晴らしい名シーンでした。

                                                     
「バクマン。」に込められた願い。
大場つぐみ、小畑健、担当者、集英社、ジャンプ編集部からのマンガ界への恩返しであり、
起爆剤のようなものを感じました。

このマンガを見て漫画家を目指す10代の少年少女、子供たちが必ず出てきます。
そして、夢を叶えた漫画家が誕生した時に必ず再評価されるマンガだと思います。その功績は多大なものです。

「バクマン。」の期待に応え、新しいマンガを見せてくれる漫画家が誕生するのを今から楽しみにしています。... 続きを読む
(さるヨシ 2012年07月05日) from Amazon Review

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大場つぐみ・小畑健『バクマン。 18』は大きく亜城木夢叶と新妻エイジの対決と、平丸一也と蒼樹紅のエピソードの二つの内容が盛り込まれる。前半の漫画対決は邪道の漫画家の王道作品と王道の漫画家の邪道作品というコントラストが効いている。満を持して連載を開始した『RIVERSI』であったが、同じく連載を開始した『ZOMBIE☆GUN』との対決の中で思わぬ弱点が露呈する。

『RIVERSI』の弱点は『バクマン。』の作者の前作品である『DEATH NOTE』に該当する内容である。ヒットした自己の作品を貶めているようにも聞こえるが、それも過去の作品に対する深い愛着があればこその話である。過去の作品への愛着がなければ深い分析はできない。過去の作品の上に現在が成り立っている。

後半は、ほのぼのしたパートである。平丸は当初、印象の薄い暗いキャラクターであったが、今ではギャグパートを代表するキャラクターに成長した。これもキャラクターを使い捨てにせず、積み重ねを大事にしている結果である。作中に登場した創作技法である「一話完結じゃない一話完結」を作品自身が実践している。(林田力)
(林田力 2012年05月24日) from Amazon Review

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