驚きました。
ここのレビューの評価の、全般的な低さに、です。
僕の中では、フルバと全く対等か、
思い入れという意味では、それ以上です。

主要登場人物には、みな心の屈折があり、
それが、それはそれは繊細に描かれています。
何度も繰り返して読みましたが、飽きません。
ここまで心を解剖してしまう作者の力量に
もうひたすら感服します。

ただ、、、人によっては、ですが、
確かに、あまり分かりやすくはないかもしれません。
こう言ってしまうと傲慢に響いてしまうかもしれませんが、
読み手を選ぶ本かもしれません。
この良さがわからない、ということは、
ある意味では、幸せなことなのかも知れない。
逆に、不幸な人、
フルバと同様、子供から大人になっていく過程で、
秘かに心に傷を負ったような人にとっては、
大きな救いの力を秘めた、掛け替えのない宝物、
あるいは特効薬になりうる本だと思います。
少なくとも、「ああ、自分だけじゃなかったんだ」と
何度も心の中で叫ぶことになるでしょう。

もっとも、それだけ書いてしまうと、
「暗い」「重い」「つらい」一辺倒に見えるかもしれませんが、
さに、あらず。
実は、随所にとてもスパイスの効いた、いわゆる「ツッコミ」が入ってて、
笑える、という意味でも、すごく笑えます。
どんだけ意地悪いんだ、この作者は、という一面の真実。(笑)

要するに、いろいろな意味で、ハイレベルな作品、
簡単に言えば、「大人の漫画」です。
一度読んで、つまらないと思った若い人には、
「それはそれでいい。
 今は楽しく生きてなさい、
 何年か経って、人生に辛さを感じたとき、読み返してごらんよ」
と言ってあげたい。
きっと、うろこと一緒に目から落ちるものがあるはずですよ。。。

(本レビューは、1巻のところに書いてますが、作品全体を対象としたものです)
(有容赦(ありようしゃ) 2012年07月06日) from Amazon Review

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絶望の淵にいたとしても
そこから希望を見いだす
強さと美しさが
とてもわかる最終巻でした。


人のために生きてみたい
そう思えました。




(希望を捨てないで あじ 2011年04月26日) from Amazon Review

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ついに完結です。10巻のストーリー展開からサクがどうなるのかハラハラさせられましたが
綺麗にお話がまとまったかと思いました。
「途中で読むのを止めた」という方はぜひ最後まで読んでいただきたいですね。
11巻の内容を語るのは出来ませんが、個人的に満足でした。

こんな世の中だからこそ、この作品を読んで少しでも温かい気持ちになって欲しい…
そう思わせる作品でした。
前作の「フルーツバスケット」とは世界観が異なった為、どうなるか不安でしたが
また別の良さのある作品だと思いました。物足りないと感じた方もいらっしゃるかと思いますが
そこがこの作品の味だと思いました。何気ない日常の中でも大きな壁にぶつかり、
そして立ち止まって前へ進んでいく…そういった事が丁寧に描かれていたと思います。

次回作はさらに世界観が変わるそうですので…そちらも楽しみにしたいと思います。
(ユキ 2011年04月26日) from Amazon Review

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ついに最終巻です。
とてもよかったです。
豊かな人間描写…読後の余韻…。さすが高屋さん、と言いたい。
人間、生きていると嫌なことはたくさんあります。それが人生だとわかっていても落ち込むときは落ち込む。
そんな時、この作品のページをめくると、自分の星も歌ってるのかな、って思えます。
ただ甘いばかりの物語ではなく、鬱々としているばかりの物語でもない。
作中のかなちゃんの言葉、深いです。

(すずもなか 2011年04月23日) from Amazon Review

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まず、ストーリーは相変わらずしっかりしていていいと思います。

しかしっ!!ユーリの告白のセリフがフルバの夾君と似ている!!


フルバでは、あの告白はとっても夾君らしくて感動しましたが、、今回のはもっと違う告白の仕方とか無かったんですかね?


なんか、あの告白でキャーって盛り上がるはずなのに、ちょっと萎えましたもん。高屋先生には毎回といって良いほど泣かさり、胸を苦しくさせられましたが、今回の巻は恐らく一番盛り上がる所で萎えましたね。


まぁ、これが最終巻でなくてよかった。笑


というわけで、☆4つです\(^^)/
(ズイ ズイ 2011年04月16日) from Amazon Review

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10巻発売です。 次回で最終回です。
10巻を読んでの感想は ああぁぁぁぁって(笑) なんだろう…この救われない想いorz
サクラなんで今…
そして千広はそんな簡単に…
サクヤも行くなって言え!

みたいなモヤモヤが でもサクラにとってはあの日から時間は止まっているわけで…
千広も色々考えて決めてたことで
サクヤもそれを知っているからー
あぁー(ノ><)ノ 最終回はどうなるか… ただ サクヤには千広ではなくても愛する人を作って幸せになってほしい。
(中村 中村 2011年02月18日) from Amazon Review

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前巻でチヒロとサクヤが〜!!!!と盛り上げておいてのこの展開。
最後の最後でサクラの件をもってきますか。
さすがですね。
チヒロとサクヤのそれぞれの決意がツライ。
あと、ユーリの「貫き通せ」の言葉がここにきて利いてくるのがまた。。。
「片恋ダイアリー」のキャッチコピー通りのラストを迎えるのか、最終巻が待ち遠しいですね。
(もうぐり 2011年01月27日) from Amazon Review

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「普通」という狭い固定観念から見れば、不思議ちゃんというほどではないにしても、少し天然入ってるヒロインのサクヤ。
でも、フルバの透がそうだったように、他人の痛みを自分のものとして感じられる本当に優しい女の子です。
だから私はサクヤが好きですし、一巻からずっとサクヤの幸せを願って「星は歌う」を読んできました。
だからこそ余計に、この展開に悲しみを通り越して怒りすら感じます。
高屋先生への不満ではなくて、この漫画のキーパーソンとも言うべきサクラに対しての怒りです。
酷いことを言うようですが「お前さえ…」とすら思ってしまうほどタイミングが悪いですし、今さらかよ、と思ってしまいます。
千広の気持ちも分かるんですが、やはり聖の「…は切り捨てる」の方に共感してしまいます。
優里の言葉は立派ですが、私はそんなに物分かりよくないし、一発や二発では全然足りません。周りが止めようと、とことんやると思います。
千広はそれだけのことをされても仕方ない道を選んだと思いますしね。

まだ最終巻を読み終わるまで望みは捨てませんが、もう奏さんが幸せにしてやればいいと思ってたり(苦笑)
(Half-blood Prince 2011年01月23日) from Amazon Review

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「普通」という狭い固定観念から見れば、不思議ちゃんというほどではないにしても、少し天然入ってるヒロインのサクヤ。
でも、フルバの透がそうだったように、他人の痛みを自分のものとして感じられる本当に優しい女の子です。
だから私はサクヤが好きですし、一巻からずっとサクヤの幸せを願って「星は歌う」を読んできました。
だからこそ余計に、この展開に悲しみを通り越して怒りすら感じます。
高屋先生への不満ではなくて、この漫画のキーパーソンとも言うべきサクラに対しての怒りです。
酷いことを言うようですが「お前さえ…」とすら思ってしまうほどタイミングが悪いですし、今さらかよ、と思ってしまいます。
千広の気持ちも分かるんですが、やはり聖の「…は切り捨てる」の方に共感してしまいます。
優里の言葉は立派ですが、私はそんなに物分かりよくないし、一発や二発では全然足りません。周りが止めようと、とことんやると思います。
千広はそれだけのことをされても仕方ない道を選んだと思いますしね。

まだ最終巻を読み終わるまで望みは捨てませんが、もう奏さんが幸せにしてやればいいと思ってたり(苦笑)
(Origami Killer 2011年01月23日) from Amazon Review

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人物たちの繊細で美しい心の機微に触れると、
彼らは物語の中で留まることなく動いている、
ちゃんと生きているんだなと、感じます。

作風も少しずつですが、変化しているように思いました。

ラストは正に、
「いずれ決めなくてはならない未来」の到来です。
(岳 2010年10月23日) from Amazon Review

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