D7000からの買い増しです。
主に旅客機や戦闘機・鳥・鉄道・野球の試合、屋内のライブコンサートやダンスステージなどを撮影しています。

カタログスペック上はD7100に比べ、それほど進化が感じられず賛否両論ですが、高感度画質・暗所のオートフォーカス精度・連写バッファー・ファインダーの見やすさなどが向上しており、地味ですが欠点を減らす正統進化をしています。いたずらに連写速度を上げてピンボケを量産するよりは好感が持てる、しっかりと基本性能を向上した玄人好みの改良です。
画像処理エンジン「EXPEED 4」の進化も素晴らしく、絶妙なホワイトバランスやトーン・発色・ディテールの再現力も優秀、高度なノイズ処理など撮って出しのJPEG画像のレベルが高く、RAW現像しなくても使える写真が増えそうです。
D7000も名機でしたが、暗所の位相差オートフォーカスの精度が悪く、室内など暗めの場所ではいつもライブビューのコントラストオートフォーカスで遅いフォーカスを我慢しながら撮っていました。改善を期待してニューモデルを待っていましたが、連写を多用する私はバッファーの少なさでD7100はスルー、理想を満たしたのがD7200です。

スピードライトを使用できない室内撮影をすることが多いので高感度画質向上は嬉しいですね。
今まではISO3200以下で画質を妥協して撮っていましたが、ISO6400でも躊躇なく使え常用感度2段UPは伊達ではありません。
暗めの室内でもオートフォーカスセンサーの精度は優秀で中央1点のみ-3EV対応ということですが、ほかのフォーカスポイントでも肉眼で確認できるくらいの光量があれば、被写体をしっかりと捉えてくれます。
フルサイズには敵いませんが、好感度画質と低照度フォーカス性能ともに優秀でAPS-C一眼としては随一の暗所性能に不満はありません。

画質はD7000と比べ高画素化とローパスレスの恩恵でかなり精細感が高くなっており、すばらしい解像度です。
更にピクチャーコントロールの調整項目に明瞭度が追加され、調整の自由度が高くなりました。... 続きを読む
(Yagamania 2015年03月27日) from Amazon Review

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最近の傾向として、APS-Cからのステップアップとしてフルサイズ。。。の流れがあるようですが、D7100を使用すれば、そんな流れは忘れさせてくれます。
フルサイズ移行を主張される方の主な意見は、ボケの大きさと豊かな階調と云うコトだと思われますが、ボケの大きさに関しては解像感を求める方には最重要ポイントではないでしょうし、そもそも(少々乱暴に言えば)撮像素子サイズに比例するため、フルサイズよりも中判の方が更にボケが大きくなるわけです。
フルサイズだから良いと云うコトではありません。まぁ一般的な方が中判サイズ・デジタル一眼を買うか?と云うコトはさておいて。。
付け加えるなら、ボケに関しては、同一レンズで比較した場合は撮像素子サイズの大きさに比例するのですが、開放絞り値が小さいレンズ(例:f/1.8や1.4)、焦点距離の長いレンズ(例:300mm)を用いて被写体と背景を離せば、APS-Cでも実に見事なボケが得られます(フォーサーズでもボケます)。
つまりは、撮像素子サイズは重要な要素の一つですが、使用するレンズや撮影の方法がもっと重要だと云うコトです。
階調表現に関しては、高感度耐性とも同じく、撮像素子サイズに対する素子数(ピッチ)にゆとりが有る方が有利ですが、これも近年の技術は数年前とは比較にならないほど向上目覚ましいものがあります。
そして、この階調表現をフルに発揮させるためにも、解像力の高いレンズが求められるコトになります。
故に、言い古された言葉ではありますが、写真はカメラよりもレンズなのです。
特に、現在の2000万画素オーバー時代では撮像素子サイズの違いよりもレンズの違いの方が遥かに重要なポイントでしょう。フトコロには厳しいですが。。
そう言った点では、このD7100は撮像素子サイズ以外では、フルサイズ普及機であるD600/610よりも高性能・高機能で、価格性能比は圧倒的です。
当然ながら、望遠に強いと云うAPS-C(これも、同一解像度において同一焦点距離レンズを用いた場合と云うコトです。APS-Cに200mmと、フルサイズに300mmではほぼ同等です)の強みは日常使いには便利です。... 続きを読む
(huangyi0708 2014年03月31日) from Amazon Review

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