購入したので感想を。ネタバレありなので注意です。

【映画の内容】
公開の約3ヶ月前から前後編のBDやTVシリーズを何十回も見なおして、とにかく新編でどんな展開が来ても大丈夫なように万全の対策をしていましたが、それでもやっぱり初回の鑑賞は頭が追いつきませんでした。
単純に私の理解力が残念なのかなぁと、周囲に置いて行かれてしまった感があってショックでしたが、一緒に見に行った方も「よくわからなかった」という感想だったので一安心した…なんて記憶も。すいません、私事です。

それから計10回以上も見てしまい我ながら何をやっているんだと思いましたが、やはり鑑賞するたびに強烈な後味が残ります。それと同時に随所に散りばめられた細かい演出、それこそ「こんなん何度も見ないとわからんやろ!」みたいな演出に気付きます。
しかしそれはあくまでコアなファンだけに投げかけられたもので、前後編及びテレビシリーズの内容知ってるよーぐらいのライト層には到底理解できないものです(特に魔女文字)。この新編はライト層お断りな色が強く出ているなと思いました。もはやファンを試しているようにしか思えないこの演出は賛否両論の要因のひとつだと思います。が、ここまで徹底したお断りっぷりを強行突破した製作陣の勇気は賞賛に値します。
それに加え、綺麗で丁寧な作画、ド迫力な銃撃戦、イヌカレービジュアルの前作とは比べ物にならない不気味カオスっぷり、改めてプロ集団が全力を出して作った作品だということがひしひしと伝わってきました。創作意欲を刺激されます。

で、問題の結末については、私的には大アリだと思います。ほむらのあの決断は、一見えっ!?と腑に落ちないように思えても、何回も見て、よーくほむらの感情を分析してみるとかなり筋が通っている話だなと思いました。決して支離滅裂な展開ではないのです。
とは言っても、前作で綺麗に確立されてしまった物をバーッとひっくりかえしてしまったところが一番の賛否両論ポイントだったのかなと。確かにそれも一理あるところが逆に話題性を生んでいいスパイスだったのかもしれません。... 続きを読む
(ジャック2号 2014年04月02日) from Amazon Review

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・本編ディスク
本編(シナリオ)についてはもう実際に見てくださいとしか言いようがありません。
キャッチコピーの「やっと逢えたね」がどういう意味か、よくわかります、
「テレビシリーズで終わっておけば」と思うファンは確かにいるでしょう。
しかし物事を台無しにする比喩で「泥を塗る」という言葉がありますが、
個人的にはここまで丹念につくられた美しい泥をぶちまけられれば、拍手をするしかありません。
壮絶で見応えがあり、かつ論理的です。
それでありながら「感想は人それぞれで異なる」という混沌としたシナリオは珍しいです。

映像のほうは、劇場版からさらに進化しています。
劇場版ですでに完成形だったと思うのですが、その一段上を目指しています。
この作り込みにはただただ脱帽。
見比べることはできませんから記憶頼りになるのですが
わかりやすい部分ではいくつかエフェクトが追加されています。
例えば白いシーツを被ったほむらが、シーツが白ではなくなりました。

ノンクレジットオープニングも必見です。
見てから驚いたのですが、本編中に流れるオープニングとは別物です。
もはやなんのためのノンクレジットオープニングかわかりません(笑)

・特典ディスク
HOMURA 1ST TAKE VERといっても、
ふつうに前後のシーンのみを収録するだけだと思っていたのですが…………全編収録しています。
つまり、特典ディスクでも、叛逆の物語が全編楽しめます。
Blu-rayの容量ってすごいんですね。
特典ディスクには前作のダイジェストが収録されているわけですから
この特典ディスクさえあれば、魔法少女まどか☆マギカのシリーズを全て楽しめるわけです。
ていうか全編収録するならふつうに本編ディスクに別音声として収録すれば良かっただけなんじゃあ?

・ブックレット
ブックレットには恒例の蒼樹うめさんの4コマが二本収録。
他にも劇団イヌカレーの新編魔女図鑑。
オープニング絵コンテ。... 続きを読む
(sika 2014年04月02日) from Amazon Review

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前半は魔女になったほむらと魔法少女達との激闘です。

 「私たちはかって希望を運び、いつか呪いを振り撒いた者たち。
  そして今は円環に導かれ、この世の因果を外れた者たち」

という台詞とともに、さやかとなぎさが大活躍します。

ほむらの今までの頑張りを知ったさやかはかってのいきががりを捨て、
彼女の為に全力を尽くして戦います。
なぎさはくるくるかわる豊かな表情で、高らかに進軍ラッパを吹き鳴らします。
 (さやかと杏子への、空気を読まない発言には吹き出してしまいました)

そしてとどめはマミさん。回を増すごとに「ティロ・フィナーレ」の火力がUPしてくる様は、
お約束ではありますが、やはり痛快です。
やっぱり魔法少女には必殺技が必要なんだなと、つくづく思います。

そして衝撃のシーン。

 「やっと掴まえた」

と告げた時のほむらの表情は、今までのそれとは一変した狂気に満ちたものでした。
きょとんしたまどかの表情との対比も良いです。

ここであらためて単行本の1巻から表紙を見直すと、
1巻では、ほむらはまどかと仲良く正面を見ています。
2巻では、ほむらはすべての魔法少女に背を向け、
3巻では、ほむらはまどかしか見なくなります。そして対照的に、
まどかは正面に向かって笑顔で、手を差し伸べてます。

一人ぼっちになったら駄目だよ、と言い続けたのはまどか。
それに対してほむらは、例え多くの人の心を裏切ってでも、
まどかが側にいることを望みました。

ラストシーン。神に戻りかけるまどかを必死で抑えるほむら。
その焦燥から、まどかに問いかけます。

 「あなたはこの世界が貴いと思う?欲望よりも秩序を大切にしてる?」

まどかの答えを聞いたほむらは、この世界の先に破滅が待っていることを
予感しつつ、かってまどかに貰ったリボンを返します。... 続きを読む
(メゾット 2014年01月10日) from Amazon Review

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結構ペースが速いですね、終盤はセリフが多いです。
ほむらがマミさんの家に行く経緯や、ソウルジェムの有効範囲の回想による説明があって、話がわかりやすくなっています。

映画との(細かい?)違いは結構あります。
ほむらが自分の頭を撃たないとか、まどかがほむらを押し倒さない・ずっと抱き合ってはいないとか、ほむらとさやかの会話の前後のアクション、ほむらとキュゥべえの会話の時の服装(ゴスロリ服じゃない)や魔女描写(アミダくじ涙、ルミナスまどほむ失敗→ぐぬぅが無い)など、映画とかなり違います。
これはこれで違う趣があって私はいいと思います、ほむらがメガネを取って笑顔になるオリジナル描写は好きですね。
でも、全く映画と同じじゃないとイヤって人はちょっと残念に感じるかもしれません。
個人的には、偽街の子供達が映画と同じデザインだったのが嬉しかったですね。
子供達14種類が一列に並んで描かれたコマもあり、ハノカゲ先生のお気に入りなのではないかと思います。
絵の描き込み、迫力は相変わらず素晴らしいです。

カバー裏のギャグは今回も面白いです。
絵柄がガラスの仮面のような少女マンガタッチなのがなんだか笑えます。

追記
12/14から配布の特典・魔女図鑑を読んだのですが…
映画のほむらのゴスロリ服には設定上、意味があることがわかりました。
コミカライズではそうでないのは残念かな、と思います。
(ボーシム 2013年12月12日) from Amazon Review

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叛逆の物語第1巻の収録内容は、OPからほむらが今の見滝原の謎に気づき、
眼鏡を外しておさげをほどくまでです。

最初に思ったことは、【映画の再現度高っ!】ってことです。
TV版本編のハノカゲさんの漫画の時は、アニメより先に漫画が作られていた
こともあり、アニメと異なるところがいくつもありました。
今回は気になるところはほとんどなく、映画のシーンをゆっくり振り返られる内容と
なっております。

二つ目はハノカゲさんの画力の向上ぶりです。以前はアクションシーンでの表現の仕方が
いま一つだったと思っていましたが、今巻では流れるように魔法少女の連携戦闘
シーンを描けており、申し分ない出来です。絵柄も大変かわらしく、特に仁美の
恋に悩む表情が上手だな〜と思いました。

あとほむらがひそかに杏子を示し合わせて皆の誘いを断ったときに、
さやかがちろっとほむらを窺っているところなど、細かい伏線が
あることに驚きました。

個人的には和子先生の狂気っぷりが、、漫画でも健在なことが嬉しかったです(笑)
カラフルを全開視聴しながら、読破することおすすめ致します。
(フッキー 2013年11月12日) from Amazon Review

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映画はセリフが多く、正確な内容を確認したいので購入しました(TV版の漫画とTBSの比較から、今作も脚本に忠実だろうと予測したので)。
期待通り、映画のセリフが正確に再現され、聞き取りづらい杏子の編み込み○○○○!や、バスのアナウンスまで分かりました。
(ベベのセリフは少ないので、アニメ制作側のオリジナル演出だったのかな?)
背景の描き込みや戦闘の描写が素晴らしく、単体の漫画としても非常に価値の高い作品に仕上がっています。
過去のハノカゲ先生の漫画は絵がラフみたいで見づらい印象があったのですが、本作は黒ベタの使い方がとても上手くなっていてメリハリがあり、読みやすくなっています。
特にほむらと杏子がバスに乗るシーンの白と黒の表現が素晴らしいです。
まだだめよ♪まだだめよ♪や、ケーキ!ケーキ!のシーンはメルヘンチックな絵柄に変えているのが効果的ですね。
また、映画には無い伏線のあるシーンもあり(映画は脚本からカット?)、ストーリー展開がよりわかりやすくなっていると思います。
カバー裏のネタもとても面白かったです。

1巻は自分が予想していたよりも先のほうで「つづく」になったので、2巻3巻は映画には無いシーンも多くありそうで楽しみですね。
(ボーシム 2013年11月12日) from Amazon Review

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劇場版のコミカライズで、今回はほぼ忠実。
冒頭のナイトメアの部分から、魔女の結果に気づくまで。ちょうどいいところで終わる。
劇場では動きが早いので、聞き逃したセリフとかもあるので、補足にもなる。
(ANY 2013年11月12日) from Amazon Review

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劇場版視聴前に一度聴いたときは、コネクトとルミナスが混ざったような明るい曲という印象でした。
視聴後これを聴いたら、まどかをもう絶対逃がさないという、ほむらの執念が見え隠れするちょっとダークな曲に様変わりしたように思えました。
コネクトでもそうでしたが、視聴前後で印象が変わるという点でも、やはり続編の曲なんだなぁとしみじみ感じました。
(らす@ 2013年10月30日) from Amazon Review

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まず、テレビシリーズが終了して劇場版に移行しても、
魔法少女まどか☆マギカシリーズの主題歌を、一貫してClariSに担当させ続けた英断に感謝の意を表したいと思います。

作曲の担当はコネクト、ルミナスなどの数多くの名曲を手がけた渡辺翔氏。
ClariSと、Kz氏の作る楽曲の親和性の高さは周知の通りですが、
個人的にはこの渡辺翔氏の生み出す楽曲も抜群にマッチしていると思います。

楽曲単体として聞いても、ClariS の歴代ワークスの中でトップクラスの出来ですが、
素晴らしいと思ったのは、映画の内容とリンクしたような歌詞と曲調。
爽やかでありながら、どこか切なさを感じさせる曲調と、映画本編とシンクロしたかのような歌詞は、
やはりまどマギ本編の主題歌は、ClariS以外ありえないと思わされてしまいます。

カップリングついては2曲どちらも良曲であり、捨て曲がありません。
特にPiecesはクララとアリス、お二人の明らかな歌唱力の向上が感じ取れます。

劇場版をご覧になった方はもちろん、ClariSファンにも太鼓判を押して進められる名盤です。

※各種特典などについて
ジャケットについてですが、ルミナスとは対称的に表がほむらで裏がまどかになっています。
付録のプレシャスメモリーズカードについては、新規書き下ろしではなく、ルミナスのジャケットからの流用だったのがやや残念でした。
このアニメ盤のみ映画で使われたカラフル -movie MIX-が収録されています。
単なるショート版ではなく、始まり方がフルとは異なっています。
現在、これを含め3つのバージョンを購入する事ができますが、基本的にこのアニメ盤を購入して損はないと思われます。
(kou 2013年10月30日) from Amazon Review

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今回もOP曲はClariS。相変わらず複雑な覚えにくいAメロと、逆に一度で覚えてしまうキャッチーなサビは健在。劇場版での今回のOPはPOPな映像でありながら、非常に切なく印象的なシーンに使われており、ある意味、映画のラストを暗示するような、あ、ネタバレしちゃいますね。危ない危ない。歌詞も映画とリンクするような、今回もほむらからまどかに対する気持ちですね。さて、ClariSはここまで早くも三年!顔バレどころか正体もわからずやって来て、もうここまでやって来たらこのままでいいんじゃないでしょうか?現実に存在しようが、リスナーはイマジネーションを働かせ、各アニメイラストのジャケットを見るという。表に出るタイミングを失くして活動する今は、もうこのままでやってもいいようなきもちにさせられちまいました。

二番あとのブリッジ後に流れるストリングスが入るメロディはコネクトのそれと重なるんだけど、
意味深ですね。
(ANY 2013年10月30日) from Amazon Review

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