初めての感動は、大神降ろし。
美しく染まっていく大地とそれを実現した筆技に心底感動し、始めて30分でこのゲームは必ず最後までやろうと決めました。


大分前にクリアしましたが改めてレビューします。
まず初めに言っておきますが、この作品は私が今までプレイしたゲームの中で最高の傑作だと思っています。

理由は多々ありますが、まず世界観が素晴らしい。今までにないものということもありますが、そのような前例がない中でここまで確立された世界をひとつのゲームの中に描き、作品として完成させることは簡単ではありません。
それをやってのけたこの大神はゲーム史に残る大作です。
アマテラスが操る筆によって如何様にも魅せる顔を変える日本画の世界。
神として人々を救いながら広大なフィールドを駆けるその姿だけでも、プレイヤーは引き込まれます。
ただ立っているだけでさえ、そこには何かしらの感動があるでしょう。それ程までに作り込まれた作品なのです。

また魅力的なキャラクターや優良な音楽、そして独特なタッチながらも引き込まれる美しいグラフィック。
それら全ての要素によって支えられた『大神』というストーリー。

アマテラスとなって見ていく世界の様々な表情は、どこかで見たこと、聞いたことがあるような、懐かしいもの。
その中に登場するキャラクターの持つ葛藤や誇りを余すことなく描ききっています。

音楽はまるで日本昔話を観ているかのよう。
楽しさも嬉しさも、時には挑戦や焦りや恐怖、そして勇気さえも与えてくれます。
ラストバトルで流れた『太陽は昇る』。
あれこそ、それまでの冒険のすべてを最後の戦いにかけるアマテラスへの、人々の最大のプレゼントでしょう。曲としても好きですが、ストーリーとの噛み合いが絶妙過ぎて言葉では伝え切れません。

走り回るフィールドは爽快感の塊と言っても過言ではないでしょう。
スピードを増せばアマテラスの与える自然は大きくなります。
金の稲穂が見えた時には大神降ろしとはまた違う感動を覚えました。... 続きを読む
(もぐもぐ 2010年10月16日) from Amazon Review

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