「デビル メイ クライ」シリーズや「ベヨネッタ」などと同様に、
武器を振り回して敵を倒し、ステージの奥へと進んでいく3Dアクション。

動きは軽快で、押したボタンに素早くキャラクターが反応するが、
先行入力を受け付けやすく、
ボタン連打を止めてもしばらくアクションが出る感触。
アクションゲームとしては悪くないレスポンスに仕上がっている。

戦闘の難易度はそれほど高いわけではないが、
敵から奪える3種類の武器を特性に合わせて使い分けたり、
ボタンを押すタイミングをズラすことでガード崩しを出したりと
ただ連打すればいいというものではない仕様。

敵のスキをついて斬れ味が鈍った武器を
定期的に浄化しないといけないのはやや面倒。
また、ボスが武器破壊の攻撃をしてくるのも辛い。

発売前にずいぶん話題になった作品だが、
ゲーム中の世界観がかなり独特で
しばらくプレイしてもストーリーや設定がわからないまま。
定期的にチュートリアルが表示されるので
操作する分には困らないが、感情移入がしにくい。

全編、独自性の強いデザインに溢れているが、
それがいいかどうかは別で、
特に床かどうかが判別しにくいところがあるのは残念。
足場の距離感や空中での主人公の位置もわかりにくく、
嫌らしいステージの構成も含めて非常に落下死しやすい。
落ちてもすぐ直前から復帰できるとはいえ、
ストレスとして積み重なってくる。

たまに2Dアクションパートに切り替わり、
浮いた足場に飛び移りながら先を目指す横スクロール型のゲームになるが
ここでももっとも障害となるのが落下死である。

戦闘アクションは爽快感もあり、そこまで悪いものではないものの
全体的に見るとジャンプアクションが主流になってしまっていて
ひたすら落下死に脅えながら不安定な足場を飛び移ってばかりの印象が強い。

距離感のわかりにくさに加え、後半に登場する
振り子として揺れる足場に飛び移る場面や、
ジャンプした直後にカメラが移動して方向がズレる仕様など
プレイするほどに感じるストレスと理不尽さが大きくなっていく。

オリジナリティが強く、独自性があるのは認めるが
ゲームとしてそれが評価できるかは別。
見辛い画面デザインと配色、理不尽な地形、
ストレスばかりが大きいジャンプアクションなど
もっとプレイヤーへの配慮を優先して欲しかった。
(D.IKUSHIMA 2011年05月22日) from Amazon Review

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