初電子辞書です。※そのためxd-b10000に対する正当な評価でないかもしれません。
普段はネットやPC版辞書(ランダムハウスetc)を使用しています。電子辞書ができて随分経つので、そろそろ枯れているだろうと思い、オフライン作業の有用性を考慮して購入しました(オンラインだとついつい。。なので)
用途は
・英語(洋専門書、webを中心に。toeic受けたことがありません。)
・日本語(漢字類語。物書きではありません。)
・古語(大学入試レベルの読解力)
・日本史(適当に)

結論、思っていた以上に枯れてませんでした。
●良いところ
語意や類語、コロケーションを調べる際、日英ともにレスポンス(動作フローの回数含め)は脱帽です。でもまぁその辺りは他レビュアーが書いてくれるでしょう。


●悪いところ
・コピー&ペーストの概念がない。せっかくタッチペンがあるのに。。
「さらに検索」で表示中の語義から更に調べたいとき、文字が画面に出ているのに「読み」で手入力しないといけない。「読み」が分からないと新たに漢語林で調べることになる。bi-gramでないからか。

・フォトビューアの動作が重め、PDFが読めない
jpgをみるためのフォトビューアが致命的に遅い。しかもファイル名のソートが採番通りの昇順にならない。re-orderingもできないし。。PDFが表示出来ないのは予め知っていましたので、せめてjpgでと考えていましたが、遅過ぎて使いものになりません。このモデルを買う人は辞書にないような外部参照元を必要とする人ばかりだと思います。動作速度向上も検討して欲しいですが、まずPDFを読めるようにしてほしい。

・前方一致による「読み」のindexがベース。見出し語くらいはN-gramによる検索が欲しい。歴史、ことわざ、四字熟語の検索時に効いてくる。
例えば「春嶽」を調べたいとき、松平が思い出せない限り永久に調べられない。さらに読み方が分からないと致命的。だからbi-gramにしましょうよ。。... 続きを読む
(ひろさん 2011年02月08日) from Amazon Review

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