ここでの評価の高さと、本屋で平積みになっていたので手を出してみました。
文章は軽快で、とっても読みやすいです。
何も考えずに最後まで読めます……が、正直ツラかったです。

一番気になったのが、物語を通してのキャラクターの表現方法。
ただ見た目を変えて口調を作っただけなのでは……というくらいの薄っぺらさ。
ヒロインがラストあたりで「実は弱さを隠して強がっていた」自分に気がつくという、
盛り上がるはずのシーンも、それまでヒロインのバックボーンを軸に
物語が進んでいないので、急にそんなこと言われても…と、
ポカーンとしてしまいました。

基本的にりんごちゃんが狂言回しとしてしゃべっていることが多く、
劇中描かれる2つの事件を解決するのも周囲のキャラクターだったりするので、
主人公とヒロインの絆や信頼、恋愛というものが途中あまり描かれていません。
にもかかわらず、信頼があったから協力して敵を倒せたんだ、
という流れになっており、説得力がまったくありません。

ラブコメとしても萌えとしても燃えとしても非常に中途半端で薄すぎ。

口絵のイラストと文章だけはよかったので★ひとつプラスです。
(ほむら 2009年06月04日) from Amazon Review

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