面白いことは面白い。最終巻でなければね。
レビュータイトルが正直な感想。

連載が終わっていることもあり、以前からこれが最終巻だと情報を得ていた。
22巻の盛り上がりからどのように纏め上がるのか非常に楽しみにしていた。
しかし半分程読み進めていった時点で、これ本当に最終巻?と疑念を抱く。
しかし最終話、やっぱり最終巻だった。

作家さんの体調や、出産などあり連載が大変だったのは理解するが、
この最終巻はあまりにも内容が薄いし、残念。

・いきなり父親と和解。
 和解するのは問題はないが、あれほどすれ違っていたのがホンの数ページで和解とか。

・突然ヤドヴィとのからみ。
 のだめの葛藤と「目標だった幼稚園の先生」をいう点を絡めたものだというのはわかるんだが
 最後に向けて無理矢理まとめようとしてるのがミエミエで違和感しか感じない。

千秋とのだめのセッションがあれで終わってしまったのも興醒め。
いや、22巻でのシュトレーゼマンとの協奏曲のシーンがあまりにも盛り上がったため
どんな最後を見せてくれるのか、私自身の期待が大き過ぎたのも原因だが。
上記の2点だって普通に話の中にもってくるには内容としては申し分ないんだが・・・。

あくまでもこれは大きな期待を持ってみてしまった私見なので悪しからず。
(ここらで一服 2009年11月28日) from Amazon Review

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