思えば前作であるWP7が世に出てから早4年、ようやく出た新作ですが、正直評価に困ります。
調教師・馬主・騎手と3通りの遊び方が出来るというのが売りですが、結果としてはどれも
これも非常に中途半端な出来になってしまった。

ウイニングポストはあくまでも「世界一の馬主」を目指すゲームと言うのが、完全に認識
されていますので、違う形態で売り出すのであればWPを名乗るべきではなかった。色々な
方が本件について既にレビューを書かれていますのでこれ以上は言及しません。

兎に角KOEIと言う会社は修正してくるのはうまい(何せWP7は足掛け5年間、細かく修正し
ながら商売し続けた)会社なので、もう少し待っていれば改善策は出てくるような気はしま
す。とはいえ、今回はコンセプトそのものがダメなのでリカバリーは厳しいかも知れませ
んが。。。

これまで1〜7と、それなりの物を作ってきたシリーズで、ここまでの駄作を作ってしまうと
言うのは理解に苦しみますが、中々新しいコンセプトと言うのは出てこないのかも知れません
ね。WP7の「20年前に戻ってプレーする」(何せ最初の発売は2004年ですから)と言うコンセ
プトは、それだけ斬新だったという事かも知れません。

近代競馬のスタート、と言うことで1984年のスタートになったのかも知れませんが、それなら
もう少し進化させて、1960年くらいから、好きな時代からプレイできる、と言う三国志や信長
の野望でよくあるパターンなんか期待してたんですが。

いずれにせよ、現時点でこのソフトにお金をかけるのは全くの無駄なので、今後の推移を
見守るしかなさそうです。
(浪速のスライサー ぐっちゃん 2009年03月16日) from Amazon Review

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