収録曲数は少ないが、茶太氏の歌うテーマソングなど聴きどころは随所にあった。
オープニングテーマソングはGame verだがラストの「BEGIN」はフルで収録されている。
このCDで初めて茶太氏の歌声を聴いたが、ゲームによく合ったものに仕上がっていると思う。

「歴史を駆けた者達へ… 」「GLVI 愛のテーマ (挿入アニメバージョン)」などもグローランサー6の雰囲気をよく表している。
グローランサー6は5の続編なので、重低音を生かした曲調は5にとてもよく似ている。
5のサウンドトラックに馴染んだ人ならば、違和感なくこのCDも聴くことができる。
逆に、グローランサー4以前の作品しかプレイしたことがない人は曲調の違いに戸惑う可能性がある。

2500円はゲームミュージックでは安いほうだが、1枚組みのコストパフォーマンスとしては納得がいかない人も多いと思う。
もう少し収録曲数とボリュームがあれば、多くの人にすすめられるCDになっただけに惜しい。
ゲームの中で、お気に入りの音楽があった人は買っても納得できると思う。
それ以外の人は少し物足りなさを感じるかもしれないのでどこかで試聴してから買ったほうがいいかもしれない。
(HYDROGEN 2008年02月04日) from Amazon Review

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