ラストまでプレイし、個人的に本作の不要かつダメなシステムの最たるモノと感じたのがアーツコレクションとボーナスボードですが、この2点について公式攻略本で開発スタッフのインタビューが乗っておりました。 まずボーナスボードですが、これは何故か電源を切るとゼロになります。このため、今作でも成長に重要なパーティーSPが稼ぐためにレイドアタックしやすい場所まで出かけて緑のボードを貯めてから長時間プレイという流れになり、なかなか気軽にプレイ&電源をオフにしにくいです。これについては開発スタッフの方は「僕は全部緑にして電源切らない」などと言っていましたが、一般のプレイヤーはそんなコトは出来ませんし、する必要の無いのが普通です。作ってて気がつかなかったんでしょうか? もうひとつのアーツコレクションも埋めるのに尋常でない苦行的なやりこみが必要です。それも只のコレクションならよいのですが、隠しダンジョンクリアの前提となるレベル制限解除などの要素があるのがタチ悪いです。こちらも開発スタッフが「デバッグの猛者でも2ヶ月かかった」とか「全部埋めようとリストを見たら絶望的に」などと楽しそうに語ってますが、分かってるなら直せよ!と言いたいです。 以上、本作に限らずラスレムやインフィニから、ちょっと前のローグギャラクシーや聖剣4等、最近のスクエニのゲームは開発者の「オレが面白いと思ったからプレイヤーも面白いだろう」的な3のFD人にも似た陶酔と自己満足でユーザーとの距離を改めて感じるインタビューでした。 ちなみにこのインタビューは他にも「魅力的なキャラクター」等、思わず苦笑する内容が多々あります。 （AE　2009年04月25日）　from Amazon Review この口コミ＆評価は参考になりましたか？  277人中、134人の方が「この口コミ＆評価が参考になった」と投稿しています。