現在7時間ほどプレイしていて、現在進行形の状態での感想

最近、グラフィックの進歩は凄まじく、怒涛のように様々なイベント、ムービーなどが入ってストーリーが進んでいくRPGがほとんどになった。
そのような、いわゆる「一般的に言われる大作RPG」のノリを期待していると、裏切られたように思えるかもしれない。

現状、ストーリーに関わるクエストは・・・3つくらいしかやってない。
ひたすら街を回って、酒場でビールをみんなに振舞って自分ものんでよっぱらって、賭け事に負けてお金が大量に減ったので酒場で暴れたら衛兵につかまって罰金支払い文無しになって、ふと思った女性を口説いて結婚して家を買って、そうしたらその女性が営んでいた店が売りに出されて利用できなくなって微妙に後悔して、悪行を重ねてピッキングを覚えていろんな家に侵入して盗みを働いて、衛兵に通報されて罰金払うことになったら予め賄賂を渡すことにして・・・・
いつの間にか、やたら悪の道に踏み込んでいる自分がいるわけだが。

このように、ストーリーとは全く持って関係ない事を自分はいろいろと楽しんでいる。
「自由度が高い」というのも、別に広大なマップ内を自由に移動できるとか、プレイヤーの選択によってストーリーが細かく変化するとか、そういうことではない。
なにかの行動を起こせば何かしらの反応が返ってくるので、そういう過程をじっくりと楽しみたい人、楽しめる人に向くRPGかな。。。と。

逆にこのような点に興味なく、ただストーリーを進めようというだけなら、全くもってつまらない、と感じてしまうのは仕方ないと思う。

ちなみに、キャラクターグラフィックは正直怖い。
アップにしたときにちょっと不気味と思えたことも多々。
しかし、街を歩いていたりすると「人間くささ」がよく出ているのが凄い。
そこで「キャラを魅せる」のではなく、「世界を魅せる」のだなぁ、と感じる。
街の雰囲気、街道の雰囲気、森の雰囲気、それぞれが「それっぽい」。
「きれい」なゲームはたくさんあるが、「それっぽい」と感じるのはあまり無い。

個人的には、「現時点のPRGの一つの頂点」と思える作品。
(わいく 2005年03月30日) from Amazon Review

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