貧乏なので、生ビールというものをここ数年飲んでいないので、そもそも発泡酒と生ビールの味の違いも自覚できなくなってきました。発泡酒が=ビールだともう信じ込んでいますので。キリンは、幼少期から大人のビールというイメージが強く残っていました。食卓の中心には、キリンの中瓶が毎晩ドスンと置かれていて、親父がグラスに移して飲む光景が春夏秋冬毎日のように繰り返されていたので、自分の中で麒麟=スーパーアダルトブランドというイメージが定着されていたのです。
少年だったので、当然その光景を静観しているだけだったのですが、夏場に結露して水滴が付きまくったその麒麟の瓶に興味深深だったわけです。中でも、静観しかできなかったので、食卓に置かれた麒麟のロゴをひたすら眺めていたのです。当時は「このロゴヤベーな、カッコよすぎる。ドラクエのモンスターにしたら中ボスにはなるな。。いや鳥山明を超えたデザインだ。。。」などと、箸を動かしながら毎晩妄想していたのです。今でもこのデザインは素晴らしいと思うし、自分の中でゲームはエニックス、ビールは麒麟というブランドを確立した瞬間だったのです。

我が家では、アサヒやサントリーなど他の銘柄に移動することは絶対ありませんでした。毎月必ず麒麟瓶を箱買いするのでした。

しかし新聞購読は「アサヒ」でしたなぜか(団塊世代の親父で学生運動や労働組合闘争に熱を入れていたせいもあるかと)。
まぁ、それは置いておくとして。

先入観かもしれませんが、アサヒ、サントリーは飲みやすく、麒麟は苦味があるという印象があります。事実アサヒ「スーパードライ」の登場は、大きかったと思います。ただ、この銘柄に限って言えば、麒麟の割にサッパリして飲みやすいなという印象があります。玄人は苦味を求めるかもしれませんが、自分はまだまだ甘ちゃんなので、スッキリ飲みさ安いビール。もちろん価格も安い発泡酒に惹かれるのは言うまでもないです。

肴は柿ピーがあれば十分でしょう。
(takatyantyan 2012年04月15日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
479人中、227人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。