すでにPS2、PSP、DSと出ている作品なのでゲーム内容については省略。
PS3版の仕様についての感想です。

画質については、言うまでもなく今まで出ているどのゲームよりも圧倒的に綺麗です。
和紙のような質感の色塗りや線のかすれまでくっきりはっきり見えます。文字も読みやすい。
画像鑑賞でズームできるのも良いです。

音はBGM、効果音、ムービー、キャラクターごとに細かく音量を設定できるので
かなり自分好みに調整できます。
初期設定の音量バランスが悪いので、ゲーム開始時にはまず音を調整した方が良いかと思います。

効果音の中で刀で斬り合う音と血の飛沫音が極端に小さかったのが個人的にとても残念。
他のSEがうるさくないように調整しているとこれらの音はほとんど聞こえないくらいです。
聞いて気持ちのよい音ではないのは確かですが、作品の味を損なっているとしか思えません。

AASについては目パチ、口パク、体の揺れとそれぞれ個別にオン/オフできます。
体の揺れは肩が上下するだけならともかく、たまに顔がうにょーんと伸びるように見えることがあり微妙。
目パチ口パクは良いのですが、口パクは全キャラにあるわけではなく、また同一キャラでも立ち絵の種類によって
ついていたりついていなかったり……とやや中途半端。

クリア後にあるおまけのカスタムテーマは思っていたより凝った作りで満足。
トロフィーは画像鑑賞をすべて埋めたらプラチナがとれるくらいの易しさです。
PSPの追加要素がないのが不満でしたが、ダウンロードコンテンツで配信されるようで安心しました。

PS3をもっているもしくは買う予定があり、これから薄桜鬼をやる人には
本編と随想録2本分でこの値段なのでオススメかと思います。

乙女ゲームというマイナージャンルでPS3に挑戦してくれたことは嬉しいです。
ただ所々に作りこみの甘さが見えるので−1点としました。
(klo 2010年06月18日) from Amazon Review

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