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一番強かった頃のGRBにスポットを当てたムックです。格好良いです。 この後、常勝スズキもホンダとヤマハに喰われて徐々に勢いを無くしてしまい 一旦エントリーをやめますがそれだけに一難輝いていた時期の この本は読んでて面白いですね。
RGBと言えばバリーシーンですが、彼はすでに亡くなっているので 彼の奥さんにインタビューをしています。 彼への想いを一杯語ったその記事はとても良かったですね。 巻末のコラムに有るバリーの現役当時にチームでお世話になった チームマネージャー&メカニックの岡本さんへの手紙の話は 男くさいこの本の中でもホロリとさせる良い話でした。 その岡本さんのインタビューも当時のプロフェッショナルな仕事の様子や 選手との交流、のちのGPシーンへの繋がりなどが知れて貴重な内容でした。 それとランディーマモラ氏ですね。 若いころのマモラのレーサー生活のインタビューも面白かったです。
イギリスに有る各年代のレーサーを動態保存してる方への取材も面白かったです。 有るはずのないGPレーサーが存在してるんですもんね♪ だいぶグレーな趣も有りますがこれも権利関係が大らかだった当時が忍ばれます。
この人を含めてこの本の皆が口をそろえて言う『バリーが生きていたら』のワードから バリーシーンの偉大さを改めて感じました。
(クロタロウ 2011年11月29日) from Amazon Review
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