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はっとりみつるは「おとぎのまちのれな」を読んで以来なので、比較するのもおこがましいが感想を。
はっとりみつるのこれまでのヒロインは「わんこ」タイプ。 明るい色のショートヘア、運動部系、元気明朗、天真爛漫。 マンガのヒロインとしては、昔からよくある類型。
「さんかれあ」は、黒髪・色白・文科系・細身・天然・美少女・お嬢様と180度違う。 流行の萌えキャラに挑戦したのだろうか。 わんことの対比で、互いにキャラ立ちが良い。 ヒロイン・れあの父親の容貌は、かつての江口寿史の画風を思い出させる。 父親の娘への愛情と執着を強調して、設定にマッチしている。 という訳でキャラクター造形には進化(変化?)が見られる。
しかしストーリー的には、やや行き当たりばったりの感がする。 6巻で、れあはこれまでのゾンビ・サンプルと異なって、蘇生薬の服用後に即死していたと判明。 それゆえに混濁期を抜け出て理性を回復したのではと理由付けされる。
う〜〜ん、ちょっと苦しいナ。言い訳っぽい。 ゾンビからの攻撃で傷を負って毒が体内に侵入して、死後にゾンビとして甦るのだよね〜。 そのパタンを研究していないってオカシイじゃん。
好評につき連載を継続することになって、れあに混濁期を抜け出させてラブコメ・シチュエーションを続けることになり、理由付けが必要になったのだろうが、思いつきっぽい。 れあ・主人公・わんこの三角関係のラブコメ以外に、ヤンデレ風味の妹とか、ツンデレ風味の14歳の天才美少女科学者とかが人気らしく、巻末のおまけは実にのびのびとして面白い。
デス・ノートみたいに理屈を捏ねまわすマンガじゃなくて良いと思うので、もっと自由に妄想力と想像力を働かせて欲しい。 それから、わんこのテニス・ウェアのアンスコのパンチラ場面で、スコート下に必要以上にシャドーをかけて見えなくしているのは非常に不満です。 カイゼンを望みまする。
(ここはひとつ 2012年06月19日) from Amazon Review
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