数多く出ている信長の野望シリーズの中ではそれなりに面白いほうです。
タイトルに「革新」とあるように、数々の新しい試みがこのゲームではなされました。

【良い点】
・グラフィックが非常に美しい。城は丁寧に描かれているし、季節によって風景が変わるのもいい。
・顔グラがかっこいい。これは最早コーエーの歴史シミュレーションでは伝統ですけど、なかなかいい絵師を使っています。細川忠興のやつとかは私のお気に入りです。
・一枚マップ、完全リアルタイムというダイナミックなシステム。三國志IXで採用された一枚マップが今作でも採用されております。おそらく近年欧米のメーカーがリリースし続けるゲームを意識しているのでしょう。この試みは成功だったと言えます。しかもRTSに不慣れなプレイヤーでも楽しめるように乗り込め安い親切な設計となっています。
・優秀なAI。別にプレイヤーを圧倒できるほど優秀というわけではありませんが、CPUの思考能力が低いと批判されるコーエーのシミュレーションゲームの中では優秀なほうです。前述の新システムと合わさって、本作の敵大名、特に武田家と上杉家は次々と他大名を吸収して大勢力になり易いです。
・技術革新。本作のテーマにもなっているこのシステムは絶対に放置できない要素であり、各大名が最優先で取り組むべきものです。新たな技術を開発していくのは中々楽しいものです。
・外交の重要さ。といっても外交コマンドが充実しているわけではありません。従属システムがないなど、過去作に劣っている点もあります。しかし、本作においては原則として一つしか同盟勢力を持てない点、そして何よりも技術交換が可能という点で、外交は勝敗を左右する重要な要素となっています。

これらの点から、シミュレーションゲームとしては同シリーズの中でも天翔記や天下創世と並ぶ傑作となっています。しかし……

【悪い点】
・マップが狭く、城数が少ない。
・戦国時代に大きな影響力を持った数々の有力大名家の存在が無視されている。
・あまりにも非現実的な武器、戦闘。
・兵力の過剰な数値。... 続きを読む
(タカ 2012年05月07日) from Amazon Review

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