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あらすじが本巻の出来事の8割を語っている。 残り2割は誰と誰が相対しているか、途中でどのような話を挟んでいるか、が抜けている程度。
戦闘回とでも言うべき巻だが、幾つか平行して起こり、遅々として進まない。 本巻の癒しスポットは四巻で武蔵勢に加入したキャラクターのはっちゃけだろう。 存分にイチャイチャと見せ付けてくれる。いいぞ、もっとやってくれ!
しかし、キャラクターが多く、群像劇として展開している本作だが、巻数が進む度に武蔵勢の出番が少なくなり、各勢力のゲストキャラを掘り下げる事に注力しているように読める。 個人的には、武蔵梅組の掘り下げをもっと行って欲しい。 東とミリアムが世話している半透明の娘とかいつ話に絡むんだ、あれ。
今まで楽しく読んでいたが、この巻は正直期待外れだった。
(嶺上律菜 2012年09月24日) from Amazon Review
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