戦争のように、多対多という戦いでは、キャラクターの個性を出すのは確かに難しい。
しかし他のジャンプ作品では、もう少しキャラの個性を活かせている。例えば、場面転換を多用したワンピースの頂上戦争では、場面の移り変わりが激しかったが、個性を出すことには成功していた。焦点を絞って個々の闘いをクローズアップしていたナルトの忍界大戦では、(魅力的かどうかは別として)キャラクターは描けていた。
他誌まで目を配れば、戦争の場面をさらに秀逸に描いている作品がゴロゴロしている。それに比べて読み終わった後に、山爺しか記憶に残らないのはいかがなものか。山爺に焦点を当てたのは分かった、でももうちょっとだけ他のキャラにも愛情を注いであげてくれ。
(ホッチキス 2012年12月05日) from Amazon Review

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