あまりに短絡的で理不尽な特攻、新八神楽の空気化、特定キャラの過剰出演などなど…このあたりはもうすでに多くの方が指摘されていますが本当に違和感と矛盾の塊の長篇でした。 とりあえず断言できるのは銀さんにはもう高杉らに「復讐なんてやめろくだらない」と言う権利はなくなったということです。今後高杉と闘うことのネックになるであろう部分だったのにね。いまの銀さんなら初期の桂や源外さんにもノリノリで手貸してるんじゃないでしょうか。「長生きすればいい」と一言諭していた銀さんは本当に格好良かったなあ…もう戻ってこないかなあ。私は初期のころから銀魂の粋なキャラクターたちが織りなす粋な世界観に惹き込まれて銀魂にハマりましたが、いまじゃ詐欺レベルの改悪です。確かに昔は昔は…というのは大変失礼だと思いますしその漫画の進化を受け止めるのもファンの役目でもありますが、最初からこんな漫画だったら好きになっていないどころか完全に嫌いな部類ですね。そのぐらいこの長篇は銀魂世界を崩壊させたというふうに感じています。 また、キャラアンチとは思われたくないのですが例のキャラに関してはもう「(レギュラーではなく)厄介ごとを持ち込む常連客」とイメージが定着してしまいました…。登場時は格好良くて素敵なキャラと思ったしちょくちょく出てくるのも嬉しかった程ですが出てくる度にキャラ崩壊&この長篇に至っては本来の目的を放棄している上に戦闘でも役立たず…にもかかわらずやたら目立ってて新八神楽はコマ外。万事屋大好きな私としては憤りを感じました。もうこれ以上彼女のキャラを崩壊させないで欲しい。でも今更何やってもアンチ増えそうなので本当にもう何もしないで…先生のお気に入りキャラでもあったのかもしれませんがここまで陥れたのも先生ご自身なのではないでしょうか。非常に残念です。 色々書きましたが他の方と同じく好きだからこそ言いたいのです。
(hal 2012年12月19日) from Amazon Review

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