朧編・後編。なんで、定定派と銀ちゃん派に分かれて争っているの? 鈴蘭と爺やのことはほったらかしで。爺やを吉原に連れて行ってからにしてよ。新八に邪魔が入らないように注意していれば済むことじゃないか。定定派の中に、銀ちゃんや信女と因縁のあるキャラが紛れ込んでいたとしても。爺やを探すために、信女がKY(空気を読もうとしない状態のこと)な演説をしたのはまだいい(内容は感心しないが)。定定が爺やのもう片方の腕を切り落としたり、争いが終わった後も爺やが城で保護されていたのもどうかと思う。事情を話して、吉原に近い病院で預かってもらえばいいではないか。沖田とは別の意味で「何のために戦ったんだ?」と言いたくなる。
争いは、誰もが陥るであろう迷走状態から来るものだったのかもしれない。でも、城に「おもちゃ箱」、修羅や白夜叉(銀ちゃんの攘夷戦争時代の別名)に「鬼」、地獄に「デート場所」…? これらはみんなルビだ。白夜叉に「鬼」は空知クンが気に入ってよく使うルビだが、「デート場所」は無茶苦茶もいいところだろう。シリアスな雰囲気を茶番めいたものにするな。アニメ放送はまだだが、原作を読まない視聴者でも「ここがオレとお前のデート場所」なんて聞いたら違和感を感じると思うぞ。それに銀ちゃんも高杉も「地獄(ルビは「そっち」)で先生によろしくな」と言っているが、松陽先生は地獄に落ちるようなことをしたって思ってるのか? 定定がヘロデ王の生まれ変わりか何かで、徹底的な排除や虐殺を好んでいたと思ってるのに。アニメしか知らない視聴者は「先にそっちで待ってろ」にそんな意味が隠されていることを知ったらどう思うのだろうか。... 続きを読む
(アリエル 2012年11月29日) from Amazon Review

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