私は「スカイリム」を散々やり尽くした後に「オブリビオン」を始めたクチですが、内容的にはこちらの方が好みです。

北欧神話調の美しい世界が描かれた「スカイリム」は、簡略化されたシステムでプレイし易く、主人公の設定も安定型のベタな王道です。
一般ウケが良く、市場的には大成功をおさめました。
しかしながら、メインもサブもクエストの流れがやや淡白であり、また善悪割りきれない曖昧で複雑な世界観を描いているだけに、イマイチ盛り上りやカタルシスに欠けます。

そこに比べ本作「オブリビオン」は、確かにグラフィックや操作性は劣り、システムは複雑ですが、中世暗黒時代の美しくもおどろおどろしい世界が見事に表現されており、メインクエは打倒すべき勢力がハッキリしているだけに、序盤から燃える展開になっています。
サブに関しても、「スカイリム」に比べNPCたちが圧倒的に濃く、ユーモアと毒っ気に満ちていて、笑わせてくれるシークェンスがてんこ盛りです。
敢えて王道RPGのセオリーを外しにかかった内容が刺激的であり、とんでもなくエッジのきいた狂気のDLC「シヴァリング・アイルズ」もまた素敵です。
複雑なシステムも、プレイするうちに感覚で覚えてしまえば、これが楽しくなってきます。
そして、こういったファンタジーものは、やはり英語音声の響きの方が味わいがありますね。
音楽も雰囲気があって素晴らしいです。
ベセスダゲーでお馴染みのバグに関しては、攻略サイト等で回避可能ですし、その際に目にするNPCの紹介文がまた面白すぎたりします。

好みの問題ですが、綺麗に綺麗に描きすぎた「スカイリム」よりも、混沌としていながらも全体的にはメリハリのきいた「オブリビオン」の方が、私は好きです。
(ルチアーノ ルチアーノ 2013年01月07日) from Amazon Review

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