すれ違ってギクシャクしていた爽子と風早くんでしたが、お互いの思いを打ち明けることで、お互いへの思いの深さを知ります。

照れくさかったり、くすぐったかったり、心が暖かくなったり、目頭が熱くなったり…と、2人が気まずくなる前の『君に届け』に戻った感じに、
とりあえずホッとしました。
あやねちゃんとケント、ちづと龍も(まだ微妙ではあるけど)良い感じで、18巻マルッと幸せ満載の巻で楽しく読めました。

でも、何故かコミック1冊分を読んだという気がせず…内容的には1話分を読んだ感覚です。
それぞれの思いを丁寧に描くために必要だったのかな…とも思いましたが、若干スローテンポが気になりました。
19巻以降は、もっとサクサクと楽しく進んでくれると良いなぁ〜。

年を越して、春になると高校生活最後の1年が始まります。まだまだ先の様に感じる卒業も近づいてきます。
爽子のご両親の会話に少し寂しさを覚え、楽しくてもずっと同じ時は過ごせない…という、何とも懐かしい痛みを思い出しました。
(mikachi 2013年01月26日) from Amazon Review

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