※テレビ放送で10話まで視聴し終わった時点で書いています。

このルート展開を途中まで誰が予想していたでしょうか?

序盤だけを見れば、確実に愛理ルートに進むだろうと恐らく誰もが思ったはず。
テレビだけでなく雑誌、Web等の様々な媒体でも愛理がメイン扱いだったし。
実際、6話あたりまでは間違いなく愛理ルートだった。
途中でアンジェ回を半ば無理やり入れてきたが、それもアンジェ、桜乃、みう、紗凪の各ヒロイン回を1回ずつくらい入れながら、最後は愛理ルートで綺麗に締めるという展開の一つだと思っていた。

なのに…その後は予想外に怒涛のみう先輩ルート一直線になった。
愛理はとたんに紗凪の友人Aに格下げになった。
アンジェが見つけた旦那様はあっと言う間に天然メイドに奪われた
桜乃は最初から誰より空気だった。
そして何より…紗凪のフラグが原作以上にバッキバキに折られて不憫で堪らなかった。

まず、桜乃ファンにはアニメは余りにも風当たりがきついので、恐らく低評価になるだろう。
次に、アンジェファンはとりあえずアンジェ回は作ってくれたのでそれなりの評価がもらえそう。

そして、愛理、みう、紗凪ファンの人は………はい、僕です。
もう評価に困ります。
紗凪目線で考えたら最も望まぬ展開なので最低評価。
愛理目線で考えても、あそこまで上げておきながら最後はただの友人A扱いで酷いので低評価。
みう目線で考えれば、まさかのメインヒロインで棚ぼただったので高評価。

正直言って評価がとても難しい作品になってしまいました。
それもこれも序盤の愛理ルート展開のせいです。
上げて落とすならまだしも、急に空気化するくらいなら最初から空気でいてくれた方が良かった。
制作側としてはこーゆーのも狙い通りなのかもしれませんが、それなら途中まで誰ルートかわからないようなオリジナル展開にしてほしかったと個人的には思います。
あまりにも唐突に方向転換したのでついていけなかった人も多かったのでは?... 続きを読む
(Ra$taman 2011年12月09日) from Amazon Review

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