12年も前の作品で今作で4回目のリメイク、そして4回目のプレイです
なにか特別なレビューが書けるわけじゃないので、今回のプレイで気がついたことを書きます

-Phantom of Inferno-というタイトルの謎
 かの有名なオペラ座の怪人(Phantom of Opera)のオマージュです (以下はオペラ座の怪人のあらすじ)
 オペラ座の地下に隠れ住む孤独な仮面の怪人(Phantom)が売れない歌手のヒロインのために
 殺人を含む大罪を犯し、とうとう人気歌手にします。ところがその後、ヒロインがとある貴族と婚約したことに
 激怒した怪人が 自分と共に二人だけで生きるか 貴族を殺され孤独に生きるか とヒロインを脅迫します
 ヒロインは怪人を哀れみ、愛は確かにあったと告げ、怪人もまたそれを悟り、ヒロインを解放したあと
 亡霊のごとくオペラ座からたち去るといった内容でした

 ゲームではPhantomとは犯罪組織 Infernoのまるで亡霊のごとく最高の闇の暗殺者であると解説がありますが
 果たして誰が亡霊で、誰が怪人だったのか考えてみてください
 True Endでの変態紳士の最後の表情、その後のアインのつぶやきと本当の心、あの終わり方だったこと
 最後まで語られなかった謎が一気に繋がり氷解するかもしれません

アニメ版と新END
 評判の悪かったアニメ版の終わりは、フラグ立て忘れのBAD ENDだったと解釈できる新ENDが追加されています
 おそらくアニメの放送時期とゲームの販売時期を考えるとコラボだったのだと思います
 このBAD ENDの続きはゲームで! みたいな

各章の本当の主人公(つまりPhantom)
 1章はアイン、2章はツヴァイ、3章はドライへとPhantomの地位は継承されます
 アイン、ツヴァイ、ドライはそれぞれドイツ語で1,2,3の意味。つまり
 視点(=プレイヤー)こそ固定ですが、その章の本当の主人公はその時点でのInfernoのPhantomなのです... 続きを読む
(ミニ ぶたちゃん 2012年11月07日) from Amazon Review

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