【戦う理由】人間(エインフェリア)の悲劇を、丁寧に描いていないからだと思います。

ディパン公国が、神々に対し【戦う理由】として、神の兵として道具のように扱われる人間の不条理で、悲劇的な死。その負の連鎖を断ち切る事が目的なのです。

【戦う理由】であるはずの人の死。その悲劇を描かないものだから、彼らがどんなに声高に叫ぼうと、全く共感を覚えず、仲間のエインフェリアにも魅力を感じません。

前作は、【戦う理由】である。生前のエインフェリアの物語を丁寧に描いていました。やっぱり、生きていた頃のエインフェリアを知っているのと、知らないのとでは、共感というか愛着が違いますよね?

前作より薄っぺらく、手抜きのように思えるのはこのためです。

もう一度、作り直して欲しい残念なゲーム。
((´∀`) 2010年09月27日) from Amazon Review

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