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初めてぬら孫のレビューを書きます。できるだけ長くならないようにするつもりです。 まず。僕は「ぬら孫」が大好きだ。 僕は「ドラゴンボール」や「るろ剣」で少年時代を過ごした世代なんだけど、この作品には、確かに昨今の「少年??ジャンプ」な「キャラ萌え偏重」なところが無いわけではないと思う(その線引きがわからないが、個人的には他が伴っていれば構わないかと)。だけど、「ぬ〜べ〜」のようなどこか子供心をくすぐる世界観、「るろ剣」のような和テイストな画風で、少年誌にしてはどこか薄すぎる最近のジャンプに、熱さを与えてくれていた貴重な漫画だった。 「ぬら孫」はアンチが多かった。そして、アンチの意見も、ファンの僕としても納得せざるを得ないものも多かった。 設定の甘さは否めない。「このエピソード要る?」と思える時も多かった。逆にもうちょっと引っ張ってもいいのに、と思える時も。せっかくの魅力的なキャラが活かせていないなと思うことも本当に多かった。(「BLEACH」のように、脇役にも主役級の晴れ舞台を与えれば、どれほど熱くなっただろうと思う) バトルが鬼纏一辺倒になってしまっていた時期は「ロックマンエグゼ」かよと思った笑。 だけど、これほど個々のキャラを愛おしいと思える漫画は、長年出会えていなかった。スピンオフ作品を描いて欲しいキャラがざっと10人はいる。 それはひとえに、椎橋先生の愛情ゆえなんだろう。それが、巻末のコメント(見開き1P分)で明らかになった。 そのコメントで先生も、初連載にあたって試行錯誤していたこと、そして色々な点を悔やみ、反省しているのがよく分かる。なんてったってライフワークなんだ、数箇月に1度420円払うだけの僕なんかの数億倍は思うことがあるだろう。 確かに、漫画の矛盾点を探し、突っつき、批判するのも、楽しみ方の一つだと思う。僕も、いろいろ語りたくなる性分だから分からなくはない。 だけど、「ぬら孫」はその楽しみ方には適さないと思う。 「ぬら孫」は、大きな大きな作者の愛情、そして読者の愛情によって生命を与えられたキャラクター達を応援し、見守り、戯れる。百鬼のようについていく。そんな漫画だと思う。...
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(fkuc 2013年03月05日) from Amazon Review
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