良くも悪くも今までの作品をプレイ済みの方向けに出来上がってます。
私は3より宴を先にプレイ、かつ初BASARAだったのですが、主人公格の3人をやっても
「何が何だかさっぱり…」
と言うのが正直な印象でした。
例えば、松永ストーリーで松永が次々に重要人物を倒して行く事の重大性が全く分からないのです。
なぜならその裏で各主人公達にどんなドラマがあったのか、本作では語られないから。
ネタキャラにいたっては、初見では「え?え?」と言った感じ。ある程度シリアスがあってこそ、ギャグが生きるのですね。
ただただ「ポカン…」と訳が分からずプレイしてました。
直ぐに伊達や真田の重要ポジションのストーリーは無いのか?と思いましたね。
しかし、3をプレイし感情移入してからからだと、まず満足感(同時にショック)が違いました。
3でモヤモヤした部分をひっくり返す、または補足する様なストーリーです。
ギャグ要素も多めで笑えますし、内容が明るいです。
3とは違い、ストーリーが無理に関ヶ原の戦いに執着しておらず、各々の目的の為に信念を持って行動しています。
ムービー観賞も出来ますし、ステージや敵兵も凝ったものが増え、PCやミニゲームやお祭り要素も充実してます。
ギャグとシリアスのバランスが取れており、かつ主人公達がそれぞれの目的を掲げ、その人らしいENDを迎える事が出来る宴…
しかし宴だけでは満足度や説得力に欠けますし、やはり3あっての宴だと感じました。
ここで思ってしまったのが、
「宴の要素込みで3をプレイしたかった」という事。
この2本が1本のゲームとして煮詰められて出て来れば、名作になったのになぁ…と心から残念に思います。
(Kirara kira 2013年01月15日) from Amazon Review

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