原作ゲーム未プレイ。つまり、本作品についての前情報やそれと大同小異の知識は烏有の状態で視聴しました。 
唯一知っていたのは、原作ゲームが一頭地を抜いているとの好評を得ていたこと位です。

原作担当が西又さんである為、当然劇内に登場する人物たちの造型も西又さんの作風と同工異曲の作風です。 某所では、キャラの同異が秋毫過ぎるとぼろくそに唾罵されていましたが、視聴してみると慮外に問題なく十分許容範囲内に収まりました。 取り立てて歯牙に掛けるような大問題ではなく、容易に看過可能な小事であります。 そして、功名が辻。 上記の特徴が功を奏したのか、画風が連想しやすく、皆が想像を共有できたようで土崩瓦解するような認可不能の作画場面は見受けられず、一話から終末の最終話まで及第点以上の作画を継続していました。 西又さんの起用は畑蛤ではなかったようです。

声優陣は配役・演技ともに妥当であり、作品鑑賞に影を落としません。 まさか、一人で三役こなしているのか、と早とちりして勝手に愕然するもスタッフロールを見て自分の夢想が見当違いな邪見だと知り、安心しました。 獅子奮迅の活躍とまではいきませんが、得手に帆を上げる好演を披露してます。

物語が進展するに当たり、思う半ばにすぐ頻度で場面転換のアイキャッチが挿入されます。 当初はその汎用性の高さと唐突さに面喰いましたが、視聴していくにつれて無論慣れていきますし、アイキャッチイラストの眼福加減から第六話周辺には僥倖にすら感じられ、終盤はもう半ば敵本主義になりかけていました。 一件乱暴に思える浜の真砂程のアイキャッチ多用ですが、それは勘違い。 この多用により曰く言い難い独自のテンポが発生し、小気味よく物語に没頭でますし、作品のトリックとも相性抜群で重畳です。 

序盤から結構な数の人物が登場する為、顔と名前を一致させるのには困苦しましたが、それは脆弱な鳥頭に要因があるのでしょう。 一瀉千里に蹉跌した方でも、登場人物は雪と墨の外見を有しているので風体から揣摩し判断出来ます。

エロゲ作品のアニメ化は十八禁の白眉たる「エロ」を喪失した凡下な瑣末化と唾棄していました。... 続きを読む
(朧小林 2013年03月11日) from Amazon Review

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