「神のみぞ知るセカイ」初のファンブック。

桂馬が攻略してきた16人のヒロインを桂馬本人が振り返っていくという構成。

こうして見てみると改めて思う。「普通のラブコメだったら女の子16人は多過ぎ」で、絶対にキャラ余りするだろうなということ。

これに比してこちらは基本的に「シリーズごとにヒロインが異なる」「攻略後はヒロインは主人公とのエピソードを忘れる」という設定で成功!

よって各ヒロインに万遍なくエピソードがあり、シリーズ中はそのヒロインが事実上の主役。

昔のジャンプで喩えると「シティハンター」みたいなもの。

データみて判るのは
☆「天理」「月夜」「栞」の三人は似たもの同士。
☆「歩美」「かのん」「天理」「スミレ」「結」は体型でほぼ互角。
☆「栞」「みなみ」「七香」が上記グループよりワンランク下のスレンダー体型で横並び。
☆「結」が最も能力が高く、かつバランスが取れたヒロイン。

欲を言うと「キャラ相関図」がないのは残念。「ヒロイン同士で横の繋がりが弱い」のがこの作品の難点だと思う。

ヒロイン同士でもっと交流が深まるような展開にならないのは惜しいと思います。

それと「天理のページで彼女だけ好きなもの・嫌いなものが書かれていない」のは抜け落ちですか?
(孔明 2013年09月18日) from Amazon Review

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