戦闘開始時、「カキーン、カキーン」という効果音と共に、青白い光の中から敵味方のユニットが登場するのですが、これがいちいち時間がかかってイライラする。全く必要の無い演出を戦闘のたびに見ることを強制される理不尽さ。この点だけでも、十分にやる気を無くさせるものがあります。

敵のユニットに、敵のHPの倍のダメージを与える「オーバーキル」を発生させるとレアアイテムが手に入ったり、総ヒット数に応じてお得なポイントが手に入るというシステムも、本当にダルいです。既に死んでいる相手に延々と攻撃し続けるむなしさ。

アイテムを拾ったり、アイテムを鍛治で極限まできたえてからやっと手に入る素材を合成しなければ、満足に装備を強化できないというのもダルい、ダルすぎでした。店の品揃えは最低限のものばかりなので、少しでも強くしたければダルい合成をせざるをえません。しかも、素材をゲットするには「カキーン、カキーン」の意味不明演出の戦闘をして、既に死んでいる敵を更に延々コンボして素材やポイントをゲットしなければなりません。苦痛です。苦行です。

しかもしかも、途中から加わる仲間はレベルが低かったり、戦闘メンバー以外は経験値が入らないにも関わらず、戦闘を繰り返していてターン数がかさむと、何とストーリーに影響が出てくるというのだから最悪です。

恋愛要素があり、時々出てくる選択肢の答えによって、女性キャラの主人公に対する好感度が良くなったり悪くなったりするのですが、これがまた理不尽。どれを選択しても大差なさそうな移動ルートの選択だけで好感度が下がったりします。非合理的にもほどがあります。

何でこんなものを作ったのか意味がわからないゲームでした。
(ビューティフルデイ Air−K 2013年11月01日) from Amazon Review

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