前巻ラストで十尾の人柱力となったオビトは攻撃も守りも回復力すらも圧倒的になり、さらにあらゆる術を無効化することで穢土転生体にすら回復不能なダメージを与える。この人の姿をした化け物相手に、ナルト達はどう戦うのか――。

 敵のレベルがレベルだけにまともに戦えるメンバーは限られてしまうのか、総員で戦った前巻とは対照的に本巻は少数精鋭の様相。ナルト、サスケ、そして結界役から解放された二代目火影と四代目火影。ほとんどこの四人だけで戦っています。

 これまで初代火影柱間に隠れて目立たなかった二代目火影が大奮闘。互乗起爆札から飛雷神、水遁と多種多様な術で見事にサポート。
 そして待望の四代目火影。飛雷神での瞬間移動に加えて九尾の片割れの力を借りてのチャクラモード発動で、まるでナルトがもう一人増えたかのよう。
 サスケは万華鏡写輪眼をフル活用、アマテラスを使った攻撃にスサノオの防御でナルトを守ろうとしたりと(時々この後の行動に不安を残しつつも)戦闘力的には立派な主力級。
 そしてナルトは九尾チャクラと並ぶもう一つの力がここにきてキーとなる。

 面白いのだけれど、それにしても戦争編長いのが正直な気持ち。オビトを倒しても、その後でマダラ(戦争後にはサスケ)とも戦うのでしょうか。これはまだまだ終わりそうにないな。。
(見習い夢想 2013年12月05日) from Amazon Review

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