1〜5巻までの、ダイキチがりんを育てる期間は、
丁寧に描かれており、
突拍子もない設定(30歳独身男性が親戚の子どもを引き取る)にもかかわらず、
ダイキチの気持ちに沿って読むことができました。

それが6巻あたりでりんが中・高生になったあたりから雲行きが怪しくなり、
普通の少女漫画のノリになってきた気がしていましたが、
もしかすると何か最後に向けた序章なのかもしれない、と読み続けました。

(↓以下ネタバレあり)

そして、まさかまさかの展開。
りんがダイキチを意識するのはわからないでもありません。
その辺りの気持ちの変化は漫画の中に描かれていたので。

しかし、ダイキチはどうしてしまったのか!?
これまで、自分の子どもとして大事に育て続けてきたりんを
一体いつから意識し始めたのか、そしてどう気持ちが変化したのか
さっぱり分かりませんでした。

コウキのお母さんを好きだった頃のダイキチは、
コウキやコウキのお母さんに迷惑がかからないよう
気を使いすぎたぐらいだったというのに・・・。

これはハッピー・エンディングとは呼べない気がします。
歳の差があるカップルだからモヤモヤするのではなく、
自分の子どもとして育てたりんと結婚するなんて、
作者がこの漫画で本当に描きたかったものって一体何だったのだろうと思いました。

6巻からの違和感が、
ちょっとした違和感で終わらず、
最後は猛烈なモヤモヤ感となって残りました。
(おでんの季節 2013年05月17日) from Amazon Review

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