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レビューは少し内容に触れていますのでご注意。
魚人島以降あまり期待していなかったワンピースですが、雑誌やアニメで見たパンクハザード編がなかなか面白かったので、数巻単行本を買ってみました。 とはいえ、週刊誌なのにこの書き込み量は凄い反面、相変わらず描き込みたい思いが強すぎて、漫画としてはかなり破綻している気がします。
また、ワンピースという作品を大きな流れで見た上では一つの体系が出来るのかもしれませんが、個々の島での内容があまりにも似通ってきていて、新鮮味がない、マンネリ感な冒険が続いている感じがします。 ドレスローザのコロシアムは、一見ワクワクするようで面白そうですが、バトル自体はいつもの感じなのでやはりマンネリ感が否めないです。
メラメラの実の展開は個人的には興味深いのですが、それに至る内容がなぜかいつもと同じ感じ。 レベッカなんて、見た目も話もナミみたいです。嫌いではないけど、またか・・という感じ。 むしろ、ナミの過去話は聞きたくもねえとか言っているのに(それがなんだかイキで良かったのですが)、最近の女の話は聞くとか、ルフィが普通な感じもイマイチ。 (これはルフィというキャラの特性が生かされていないような気がしたので)
しかし、お涙ちょうだいの過去編と長いバトルの繰り返ししか、引き出しがないのか?と思ってしまうほど同じことの繰り返しが多いのはなぜでしょう? まるで、素材はいいのにいつも同じ料理しか作れない人みたいです。 詰め込みすぎも、具材を入れすぎたカレーみたいな感じかな。
尾田さんには自分の作品に対するこだわりと、強い信念があると思いますが、どんなに良い作品でも、ムダに内容が多すぎたり長すぎると飽きられるということを、考えて欲しいです。 内容が面白いと思われる所もいくつかあるので、ぜひもっと違う展開で見せて欲しいものです。
あと、ルフィが成長していないのは、むしろわざとなのかと思ってしまいました。エースの件でふっきれたどころか、そのせいで考えるのを止めた・・みたいな。...
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(mame 2014年02月17日) from Amazon Review
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