まどか☆マギガ叛逆の物語の公式ファンブックです。
サイズはA4判でカラーもふんだんに使用されております。
ページ数は127Pと少し物足りないでしょうか。
内容は・・・

 ・イラストレーションギャラリー
 ・ストーリー&キャラクター
 ・スタッフ&キャストインタビュー

となっております。

普通のファンブックでは、ストーリー解説とキャラクター説明は分かれているものですが、
やはり映画というだけあって特別というか、スートリー解説の合間に、キャラクター説明
が盛り込まれています。

ストーリー解説には『インサイドストーリー』として、シーンごとの裏解説があったりするんですが、
ここが少し物足りません。「ここの解釈を教えて欲しい!」と思うところの解説がなかなか
足りないような気がします。

全般としては、『限定版BD』のブックレットとコメンタリーにプラスアルファしたような
イメージです。掘り下げとしては物足りない部分もありますが、見方を変えれば
「まどか☆マギガはまだまだ続くよ!」とメッセージとも取れ、
ここですべてが完結するようなファンブックには、成りえないのかもしれません。

スタッフトインタビューの中にもしばしば出てきますが、BDの特典にあった、
『HOMURA 1st take version』のほむらの印象は、格別でした。

精神性をどんどん研ぎ澄ましていくと、人は完成形に至ることが出来る。
しかし完成形に至ったヒトは、人間性を失って人でなくなってしまう。
それがロジックであり、叛逆のほむらである・・・と。

音響の鶴岡さんがおっしゃているように、「これが自然のほむら」というところは、
すごく共感できます。むしろ叛逆はほむらが完成形に至るための物語である・・・
という方が、物語としての美しさは増します。

ただ完結してしまうと物語が終わってしまうので、ほむらを不完全な状態に戻したのは... 続きを読む
(フッキー 2014年04月12日) from Amazon Review

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