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本作はバトル、オカルト要素がふんだんに盛り込まれ、壮大なストーリーが展開されるため従来のKey作品と一線を画す。 感動要素も、また残念ながら笑いの要素も少ない。 つまるところ、Key作品とは考えずにプレイするのがいいだろう。 個別ルートの整合性のなさ、伏線回収の甘さ、一部ルートでのストーリーの単調さ、マッピーというミニゲームの不必要性等、問題点は少なくないが、根幹のテーマ、ストーリーは評価できる内容となっている。故に星4とした。 (重複する内容が多く、読み進めるのに苦労するところもあるが、その点に関してだけはKey作品に共通のものであるから許容範囲内と言える)
主題に関して述べておられる方はあまりいないようなので、これを考えていきたい。 以下ネタバレ
作中で森は、自然は、汚いと語られる。 でもそれは星から見れば極めて矮小な存在であり、他の生命と比べ異質なヒトの利己的な考えによるもの。 自らのために森を切って火を生み出し、地下に眠る資源を吸い付くし、他の動植物を狩り食い荒らし・・ 「鍵」のような神の、マクロ的視点を持つ者にとって、星を汚す人間こそが、最も汚い存在であると言える。 だから「鍵」は現世界を滅ぼして世界を再構築する、というのが5人の個別ルートとMOONで語られてきた根幹テーマであったが、Terraで真の主題が明かされる。
本ゲームの主題は「ヒトの生きる意思」
ヒトは生きていく限りにおいて、争いを止めることはない。 何故かと問われると、ヒトがヒトであるからとしか言えない。 このことは主人公も認めている。 しかし彼はガーディアンとガイアの世界的規模の抗争を、風祭という局地的な場所において、止めることを試みた。 そしてそれだけでは抗争は終わらないにも関わらず、「良い記憶」を「鍵」に与えることができ、結果として滅びは回避された。 つまり抗争を止めることそれ自体だけが重要な意味を持つのではない。
明日より今日という、その姿勢こそ「鍵」の言うヒトそのものの「停滞」と言える。...
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(Exodus 2014年02月25日) from Amazon Review
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