前巻から始まった、死神たちの反撃場面が続いておさめられている今巻。
内容は、恋次vsマスキュリンと、ルキアvsエス・ノト戦。

今章の割と最初の方から登場して、かなりのインパクトを残していた彼等。
とくに、エス・ノトに関しては白哉を瀕死の状態に追い込むほどの爪跡を残した相手だけに、感覚としてはボスクラスに近い強敵を予想していたんだけど。
割とあっさり済んだ感じ?

前回の感想でも申し上げたんですが、ここ最近の戦闘パート。
説明不足が過ぎませんか?という感がすごい。

マスキュリンの相方であり、彼の能力の要であるジェイムズ。
奴がどんな状態になっても復活する理由。

エス・ノトが最終形態の際に出した、異様な空間。(東仙隊長の卍解みたいな)

特に、ジェイムズの不死身っぷりには説明が欲しい。
もはや人間業ではないとかそういうレベルでは無くて、多細胞生物が出来るレベルではない芸当。

元々、クインシーたちは虚に全く抗体を持たない人間。という説明が有ったが、既に彼らの方が虚よりよっぽど化け物じみてしまっている。
全てがクインシーの得意とする、霊子の隷属。というヤツで出来るんだよっていう事なのかもしれないが、特に言及されているわけではないので、そこも予想どまり。

また、今回のクインシー勢もやっぱり弓矢は使っていないし。
せっかく今章で登場したクインシーの武装。プルート(あの血管みたいなやつ)も、今のところ上手く活かし切れてないっすよね?

更に、死神側についても、
ルキアの袖白雪の新能力というか、本来の性能というかが発揮されるわけですが、それもいままでの中で、それといった伏線も無かったし。
一応伏線らしきものが有ったという解釈もあるようですが、私はそれについては、技を発動したまま彼女が倒れたから冷気が放出されたままだったと解釈しています。
恋次の蛇尾丸にしても、たしか『一度壊れた卍解は2度と元には戻らない』といっていたけど、結果として元の(正確には違うけど)蛇尾丸になってるわけでしょう?... 続きを読む
(Holy Demon 2014年05月02日) from Amazon Review

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