最近の傾向として、APS-Cからのステップアップとしてフルサイズ。。。の流れがあるようですが、D7100を使用すれば、そんな流れは忘れさせてくれます。
フルサイズ移行を主張される方の主な意見は、ボケの大きさと豊かな階調と云うコトだと思われますが、ボケの大きさに関しては解像感を求める方には最重要ポイントではないでしょうし、そもそも(少々乱暴に言えば)撮像素子サイズに比例するため、フルサイズよりも中判の方が更にボケが大きくなるわけです。
フルサイズだから良いと云うコトではありません。まぁ一般的な方が中判サイズ・デジタル一眼を買うか?と云うコトはさておいて。。
付け加えるなら、ボケに関しては、同一レンズで比較した場合は撮像素子サイズの大きさに比例するのですが、開放絞り値が小さいレンズ(例:f/1.8や1.4)、焦点距離の長いレンズ(例:300mm)を用いて被写体と背景を離せば、APS-Cでも実に見事なボケが得られます(フォーサーズでもボケます)。
つまりは、撮像素子サイズは重要な要素の一つですが、使用するレンズや撮影の方法がもっと重要だと云うコトです。
階調表現に関しては、高感度耐性とも同じく、撮像素子サイズに対する素子数(ピッチ)にゆとりが有る方が有利ですが、これも近年の技術は数年前とは比較にならないほど向上目覚ましいものがあります。
そして、この階調表現をフルに発揮させるためにも、解像力の高いレンズが求められるコトになります。
故に、言い古された言葉ではありますが、写真はカメラよりもレンズなのです。
特に、現在の2000万画素オーバー時代では撮像素子サイズの違いよりもレンズの違いの方が遥かに重要なポイントでしょう。フトコロには厳しいですが。。
そう言った点では、このD7100は撮像素子サイズ以外では、フルサイズ普及機であるD600/610よりも高性能・高機能で、価格性能比は圧倒的です。
当然ながら、望遠に強いと云うAPS-C(これも、同一解像度において同一焦点距離レンズを用いた場合と云うコトです。APS-Cに200mmと、フルサイズに300mmではほぼ同等です)の強みは日常使いには便利です。... 続きを読む
(huangyi0708 2014年03月31日) from Amazon Review

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