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今回の映画、見る人によって評価が割れているようですが、理由を考えてみました。星五つのレビューとしては不適当かもしれませんが、迷っている方にはご参考になることもあるかもしれません。長いですがもし興味がおありでしたらお付き合い頂けますと幸いです。
もともとタイバニは、キャラクターの心情やバックボーンなどを全ては語らず、伝えるべき最低限の部分を追うことの多い作品でした。それによって想像の余地が生まれる部分もあり、あるいは表面に現れる部分だけを追っても充分に作品が面白く成り立っているという、希有なバランスを持った作品だったと思います。
そして、今回の映画ですが、伝えるべき最低限を追う、ということに関しては、あまりスタンスは変わってはいませんが、何を『見せる』か、というアングルの部分が少し変わったような気がします。その切り取りが今までと比べて一歩、心情描写の部分に踏み込んだものになっているように、私には見えました。
そして、タイバニのシリーズの中でも、特にこの映画が最も描きたかったものは、『人』である、と私は思っています。NEXT能力を持っていても、ヒーローでも、または犯罪者でも、ただ、あたり前の『人』なのだと。それを「素晴らしい」と思うか「ありふれてつまらない」と思うかは、見た人の感性によるものだと思います。
さらに、この映画はまぎれもなくTVシリーズの続きとして作られています。最も分かりやすい部分を言うならば、最後のタイガーコールの理由は、TVシリーズを見ていなければ理解はできないでしょう。あるいは見てはいても、はっきりと語られなかった部分であるために、判らなかった方もいるかもしれません。
もちろん、見えたものが全てでもかまわないでしょう。新規の方にはそれで充分面白いと思います。またはTVシリーズを絡めてキャラクター達の状況や心情を読んでもかまわないでしょう。その部分は、感性次第で解釈が変わる部分であり、それも、見る人の好みだと思います。
一番大きい理由はもちろん、TVシリーズにどう思い入れていたかだと思いますが、そのあたりも票が割れる理由ではないかと私は思います。...
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(Kana 2014年04月15日) from Amazon Review
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