これは吉報です!!

オークションで5桁の値を付けていた本作の廃盤DVDが、遂にBDとして復活。

しかも、財布に優しい値段での発売は、本作を入手したかった者にとって、嬉しい限りではないでしょうか。

ワーナーさんに大感謝です。

本作は、「エクソシスト」というタイトルを冠しておりますが、「エクソシスト2」と同様で、オカルト映画を期待すると肩透かしを食らう映画となっております。

「エクソシスト2」を気に入らなかった原作者のW.P.ブラッティーが、自ら監督を務めた事で話題になった映画なんですが、中身はキンダーマン警部が猟奇殺人事件を捜査するサイコ・スリラーの要素を含んだ作品になってしまっているんです。

この為、憑依と悪魔祓いを物語の軸にして、様々なギミックで観客を驚かせた1作目のファンに、またも愛想をつかされる結果を招いてしまいました(泣)

更に、作家なので仕方がない事とは思いますが、台詞への依存度が高い点も批判の的になっておりました。

こうした批判や欠点を抱えながらも、本作はホラー・ファンから絶大な指示を集めている事も、また揺るぎない事実です。

実は、この映画、作家らしからぬ、映像を駆使したショッキングシーンが、幾つも介在している映画としても有名で、ファンの間では未だに珍重されているホラーなんです。

静まり返る病院の廊下を捉えた長回しのシーンや、老人ホームの天井を唐突に這いずる「あるもの」を捉えたシーンなどは、何度観ても背筋に悪寒が走ります。

構図、間の取り方、どれをとっても、かなりの完成度でした。

こうしたブラッティー監督の演出を見る限りでは、とても初監督とは思えない、堂々たるものを感じる事ができます。

また、本作では、監督の意向により、グロいシーンは殆ど皆無となっています。

陰惨な殺害現場や、猟奇殺人は、台詞やオフスクリーンで処理され、観客の想像力を煽ってきます。... 続きを読む
(かもしだ 2014年07月18日) from Amazon Review

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