「ドラクエに思い入れはあるけれど、オンラインゲームはちょっとなぁ・・・」と思っている人に向けて。

Wii版から遊んでいた友人にすすめられてPC版を買いました。プレイ歴は、PC版発売の時期からなので半年ほどになります。遊びはじめてみると、何をためらっていたのか忘れてしまうくらい、おもしろいゲームでした。
オンラインゲームはほとんど初めての体験でしたが、初めてであっても十分に楽しめるように、という作り手の意図が端々で感じられました。
シナリオを進めてゆく分には無理に他のプレイヤーと関わらなくともエンディングまで辿りつけてしまいます。なので、クリアのために人間関係は必須ではないのですが、自然とできるささやかな他人との関わりが楽しかったりモチベ―ションになったりしていて、うまく作っているなぁと感心しました。

ただ、あまりにいつものドラクエと同じように遊べるので、「どうしてオンラインゲームにしてしまったのかなぁ?」という疑問もありました。オンラインというだけで、どうしても敷居が高くなるのは事実です。その理由が、任天堂のインタビュー記事でふれられているのを見て、なるほどなと思ったので抜粋します。(『社長が訊く ドラゴンクエストX』より。開発裏話とか好きな方は原文おすすめします)

「“もうひとつの世界”をつくりたかったんだよね。町の人の台詞を書くときも、なるべく本物の人を感じられる、温かみのある台詞を意識して書いたんです。『IV』ではそれぞれの登場人物に別の人生があった、という章立てにしたり、AIという、思いどおりにならない仲間たちをつくったりして、いろんな“人”の気配をつくってきたんです。」(堀井雄二)

思い返せばドラクエの世界のキャラクターは、町の人もお城の兵隊も井戸の中のスライムも、みんなどこかあたたかみのあるキャラでした。「はなす」としゃべってくれる仲間との会話システムに夢中になって、ストーリーを進めるたびに話しかけたのを覚えています。
“人”の気配を作ることに心を砕いてきたドラクエが、本物の人が動かすキャラクターが走り回る世界になったのは、自然な流れだったのかもしれません。... 続きを読む
(塩 2014年03月20日) from Amazon Review

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