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本作を、「点」として評価した場合は、素晴らしい作品であることに間違いありません。 しかし、「線」として評価した場合は、疑問点が多いです。
本作は、ストリートファイター4(スト4)シリーズの最新作であり、 既に6年も現役で稼働し続け、世界中で最もプレイ人口の多い格闘ゲームです。 世界最大の格闘ゲームの大会エボリューションでは、今年も2000人近い参加者がありました。
本作を専門とするプロゲーマーも世界中で多く誕生し、 プロ同士の対戦動画は、各種の動画閲覧サイトで、高い再生回数を記録しています。 各種のゲームイベントでは、たいてい定員オーバー、立ち見客が出る、といった有り様です。
現在の格闘ゲーム市場をけん引する、最も発言力のあるゲームです。
その意味(「点」として評価した場合)では、素晴らしい作品です。
他方で、本作は、 1.スト4 2.スパ4(スーパースト4) 3.スパ4アーケード・エディション(AE) 4.スパ4AE2012年版 5.ウル4(本作) と、大きく5度のマイナーチェンジを繰り返した5作目です。
前作から2年もかけて、マイナーチェンジされた内容は、 従前からのユーザーを満足させるには、遠い内容です。
・使えるかどうか疑わしい、レッドセービングとウルトラコンボダブル ・微妙な人選となった、新キャラクター ・取り立てて魅力的とも言えない、YOUTUBEアップデート機能 ・誰の意見を取り入れているのか不明確な、キャラ間のバランス調整
また、発売当初の「初心者でもプレイ可能な格闘ゲームへの、原点回帰」といった理念は、 近年では、忘れられつつあります。
以上の意味(「線」として評価した場合)では、満足度は低いと思います。
カプコンは、カプコンファイティングジャムという(問題のある?)作品を最後に、...
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(EM 2014年10月03日) from Amazon Review
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