システムは零の軌跡から進化し、かなり快適になっています。
自家用車が搭載され、クロスベル中を走り回ることができるようになりました。
戦闘ではクラフト技以外はスキップができますし、実績も搭載されておりやりこみ要素も
多いです。イベントの早送りもあるので周回プレイも楽になりました。

 しかし肝心のストーリーが酷いです。
前回はまだフォローができますが、今回はいろいろやらかして最後でとどめをさしている感じでした。
前回からあったクロスベルについての問題を、主人公たちが何も解決できていません。
主人公たちは幼女にかかりきりになっただけといっても過言ではないです。
同じ時間軸である閃の軌跡でフォローがあるのかもしれませんが、クロスベル編の終章で
これはひどすぎる。

 またシリーズ通しての敵である“結社”ですが、今回で数を減らすどころか増えてます。
しかも今回の主人公たちが逮捕するか止めを刺しておくかをすれば増えることも
なかったという酷い事態になっています。最後はなんだかいい人みたいに終わりますが、
相手の所業を考えればろくな人間としか思えませんし、これからも犠牲者が増えるだけに
しか思えません。無駄に敵を増やしても扱い切れるとは思えません。

 絆システムと銘打ったギャルゲー要素も正直邪魔だと思います。
キャラクターの内面に関わるイベントが好感度を上げないと見れない、1周で見れる人数が限定されるなか
内容はストーリーにも入れるべきレベルなので致命的です。
主人公のロイドのハーレム化も顕著で普通にストーリーを進めていても鼻につきます。
特に今作から本格参戦のノエルはその煽りをくらい、いつの間にかロイドを好きになっていて
作中の重要なイベントでもその流れのせいで有耶無耶になる感じです。零の軌跡で気になっていた
キャラクターですが、中途半端に恋愛要素を入れたせいで台無しでした。
幼女キャラのキーアまで「将来結婚できる?」という話にもなり、正直きついです。... 続きを読む
(nanao 2014年02月28日) from Amazon Review

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